【2代目キューブ】神がかったプロダクトデザイン #231台目【試乗インプレッション】

「軽じゃちょっと物足りない、でも普通のコンパクトカーは何だか味気ない」——そんなワガママに応えてくれそうな一台が日産キューブだ。

2008年から2019年まで長く売られたこのクルマ、乗ってみると設計者のこだわりが強く感じられる。

—外観


とにかくオシャレで、「キューブ」という名前にもよく似合うデザインだ。

男女や年代を問わず親しみを持って所有できるデザインコンセプトは、商品設計として素晴らしいものがある。

現行ヤリスをも上回る傑作デザインと言ってもいいかもしれない。

ただ先代と比べるとモッコリ感が増して、「キューブ」らしい四角さが薄れてしまったのは個人的に残念である。

規制や空力の都合があったのかもしれないが、どうせキューブを名乗るなら四角形を最後まで貫き通してほしかった。

—内装

内装造形がむちゃくちゃオシャレだ。

ダッシュボードは前後方向に波打って奥行きを演出しており、他車がまず選ばない方向でのボリューム感を出している。ここでもキューブというクルマのデザインの良さが引き立てられていて、正直驚かされた。

素材自体はプラスチックだが、カラーリングが巧みで安っぽさをあまり感じさせない。設計が神がかっていると思う。

なおこの手のプラスチック内装は、濡れタオルで定期的に拭き上げたり年に数回ワックスを吹いたりするだけで美観を維持できるので、それが逆に良いとも言える。

シートはただのベンチかと思いきや、わずかにサイドサポートがあり、意外と乗用車的だ。車っぽさとリビングルーム感を同時に成立させている。

—取り回し

最大の武器はここだ。

車体は四角くて小さく、それをそこそこ高い視点から見下ろせる上に、最小旋回半径の数値がめちゃくちゃ優秀である。

小回りの常識が自動車の中でも別世界で、4.7メートル級のクルマではまずやらないような運用ができる。

一方で癖もある。ミラーは面積が小さく湾曲していて、視野は広いが距離感が慣れるまで掴みづらい。

狭い面積で広い視野を得るコンセプトは良いのだが、もう少し大きくてもデザインは崩れなかっただろう。

—パワートレイン

1.5リッター・109馬力に対して車重は約1180kgと軽く、市街地でちょっと動かす程度なら力不足はまったく感じない。

ギア比とエンジン特性のマッチングが良いのか、アクセルを踏んだ瞬間からグワッと前に出る。奥まで踏み込んでエンジンを回せば結構元気の良い音を出してくれて、運転フィーリングには意外と刺激がある。

ただしe-POWERのような鋭さを期待してはいけない。少しでも踏み込むとモワーと唸ってモッサリするところがあり、「遅いだろう」と身構えていれば「意外と充分に加速する」という程度だと理解しておくのが正解だ。

このキューブのコラムシフトは、個人的に乗ってきた全車種の中でもトップクラスのゴミである。

そしてコラムシフトは鬼門である。どういう軌道でノブが動くのか理解不能。

シフトミスを連発してしまう。

というかミス以前に、ギコギコと手で動かしてもギアが今のポジションから移動できない。

「細い棒が長く伸びている」という付き方をしている以上は乱暴な力を掛けたくないが、優しく取り扱っていてはギアが動かない。

力任せにガチャガチャしながら目的のギアに運よくマグレ当たりするのを待つしかない感じである。

N-BOXのようなストレート式にすべきだったと思う。

—乗り心地

サスペンションをある程度ストロークさせてくれるので、市街地に限れば乗り心地は普通に良い。

ただし上下に大きくボワンと動く場面もあり、強い衝撃を受けるとボディ剛性が足りずに飛び上がってバインバインと動きまくる。

特にテールゲートを閉じた際の剛性感の無さは悲しく、「2008〜2013年式あたりの、新車120万円スタートで、スーパーと家を往復するだけのクルマ」というレベルに留まる。

風切り音も大きくクルーズコントロールも付かない。「軽自動車はちょっと…」というユーザーの退避先になれるかは微妙なところだ。

—ハンドリング

カーブでの動きはコンパクトな箱そのものだ。

ステアリングレスポンスはダルくなく、フロントを切ればきちんとインに入るが、それと同時に急な動きは抑えて安定させる方向にまとめられている。

前後には短いが旋回はクイックではなく、クルマの挙動としては安定性最重視だ。

走りにこだわるクルマではないので、この無難さはある意味狙い通りと言えるだろう。

むしろ「こういうクルマならこんな感じの動きにしたいよねー」というゴールに対して、ここまで具体的に実物の自動車を作り上げるというのも一つの神業に思える。

マルバツ評価

〇:神がかったデザインコンセプトで産み出されたオシャレなクルマ。エンジンも充分なパワーで小回り最高

X:内装素材やボディ剛性、足回りの出来は2010年代前半の水準に留まる

自分の試乗レポート

時短のため記事本文はAIに書かせている。

運転中に音声で書き留めたメモ↓

新車価格は140~200万円程度。
ベーシックグレードのクラス&前期よりなら150万円前後。
特別仕様車になると220万円くらいになるらしい。

個人的にはプラスチッキーな内装とショボショボなボディ&足回りに付けるプライスとして、200万円は強気ではないかと感じてしまった。
2008年~2019年まで長く売られていたようだ。

デザインはオシャレだし、キューブという名前にも合っている。
先代と比べるとモッコリ感が増して「キューブ」さが薄れたのは個人的にはどうかと思う。
規制や空力があったのかもしれないが、どうせキューブなら四角形を貫き通して欲しかったところ。
男女や年代を問わず親しみを持って所有できるようなデザインコンセプトは商品設計として素晴らしいと思う。
現行のヤリス以上の傑作デザインか?

とにかくコンパクトで小回りが効く。
車体は四角くて小さいし、それを視点のそこそこ高めなところから見下ろせる上に、最小旋回半径の数値がめちゃくちゃ優秀。
小回りの常識が自動車の中でも別世界。
4.7メートル級の車乗ってたらまずやんないような世界で車が運用できる。

あと内装造形がむちゃくちゃおしゃれだね。
内装のダッシュボードは前後方向に波打って奥行きを出す。

他車がまずやらない方向でのボリュームである。
キューブという言う車のデザインの良さをここでも引き立てるかと驚かされる。

プラスティックだがカラーリングも巧みで安っぽいとはあまり感じない。
車の設計が神がかっているなぁと思う。

ちなみにこういうプラスチック内装は濡れタオルを持ち込んで定期的に拭き上げたり、年に数回ワックスを吹いたりするレベルで美観を維持できる。それが逆に良いとも言える。

意外とエンジンはパワフルで、市街地でちょっと動かす程度なら1.5リッターという排気量でも全く力不足は感じない。
109馬力しかないが、車重も1180kgしかない。

誰が見てもコンパクトカーだが、運転していると車内空間は大きく感じる。

乗り心地としてはサスペンションをある程度ストロークさせてくれる。
市街地には限るが乗り心地は普通にいい。

個人的に、この年代、このクラスのクルマならあちこちがコストダウン一辺倒なんじゃないかと思っていた。

車の意外な造りの良さには正直驚いてる。

しかし走行性能のほうは目を瞑ってやらねばならない。

エンジンについては少しでもアクセルを踏み込むと、モワーと唸ってモッサリする。
e-powerのような刺激なんて間違っても期待してはいけない。
遅いやろと思っていれば「意外と充分に加速する」程度。

サスペンションとしても上下に大きくボワンと動くようなところがある。
強い衝撃を受けた際はボディの剛性も足りずに飛び上がってバインバインと動きまくるようなところもある。

特にテールゲートを閉じた際のボディの剛性感の無さは悲しい。
「2008~2013年式くらいの、新車価格120万円スタートの、スーパーマーケットと家を往復するだけの車」って感じのレベル。

まぁ風切り音がうるさくてクルコンが付いてない程度で、新東名の120km/h制限区間や雪道も普通に走るだろうけどね。

これでは「軽自動車はちょっと…」というユーザーの退避先にはならないのでは・・・?

コラムシフトは鬼門。

シフトミスはしまくる。
というか、どういう軌道でシフトノブが動いていくのか全く分からない。
引いて上に行くのか奥に行くのか単純な上限なのかマジで理解不能で、変速の度にシフトノブに無駄な負担を強いることになる。
そして無駄に行ったり来たりするハメになる。
シフトノブがスッキリするとは言えるが、ガバくても良いのでN-boxのようなストレート式にするべきだったのでは

シートはただのベンチかと思いきや、ちょっとだけサイドサポートがある。
意外と乗用車的なシート。

車内設計全体として、車っぽさとリビングルーム感を同時に出して両立させている。

取り回し関連でもう1つ癖があるのがミラー。
面積が小さくて湾曲しているんだよ。
視野は広いが、距離感は慣れるまで掴みづらい。
狭い面積を使って広い視野を得るって言うコンセプトは良いが、もう少し大きいミラーを付けても別にデザインは悪くならなかっただろうに…

ギア比,トランスミッションとエンジン特性のマッチングが良いのか、アクセルを踏んだ瞬間からグワッっと車が前に出る。

またアクセルを奥まで踏んんでエンジンを回せば結構元気の良い音を出してくれる。
運転フィーリングとしてもなかなか刺激があって楽しいと思う

カーブでの動きはコンパクトな箱。

ダルくはないステアリングレスポンスで前をインに向けるが、それと同時に急な動きは抑えて安定させる。

車は前後に短いが旋回はクイックではなく、フロント自体は切ればインに入るがクルマの挙動としては安定性最重視な感じ。

走りにこだわる車ではないので、これだけ無難な感じはある意味狙い通りと言えるだろう。

〇:神がかったデザインコンセプトで産み出されたオシャレなクルマ。エンジンも充分なパワーで小回り最高

X:内装素材やボディ剛性、足回りの出来は2010年代前半の水準に留まる

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