エコカーとスポーツカーという対局を繋ぐスポーツグレード。
日産のe-powerのnismoが定番だが、トヨタのアクアにもGR sportsがある。
オーラと比べるとローコストだが質感では見劣りしない。
外観・デザイン

GR系統のスポーツカーではお馴染みの四角形グリルと曲面主体のアクアは絶望的にデザインの相性が悪いはずだが、綺麗にマッチングさせている。

ツボを抑えた仕様変更によってスポーティーで上質感あふれる外観を実現。
ローコストと質感の高さを両立している。

内装
車内は価格を踏まえればかなり上出来である。

高級感があるというより、黒とシルバーを中心にまとめられたソリッドな空間で、アルカンターラ調の素材も使われている。スポーティーな雰囲気作りは十分で、250万円台から狙える車として考えればかなり満足度は高い。
もちろん、上級セダンや輸入車のような質感ではない。しかし、コンパクトカーとして見れば安っぽさをうまく隠しており、GRスポーツらしい特別感もある。
一方で、不満もある。
まずサイドブレーキが左足で踏むタイプである。今どきの車としては、そろそろ電動パーキングブレーキとブレーキホールドを付けてほしいところである。街中で信号待ちが多い場面では、ブレーキホールドの有無は快適性に直結する。

ナビやエアコン操作も少し気になる。物理ボタンは残っているが、風向きの操作など一部は画面内に入っている。現在地ボタンが左上の遠い位置にあるなど、従来型の「全部ボタンで完結する」感覚で触ると少し戸惑う。
ただ、アラウンドビューモニター系のカメラが使える点は大きな魅力である。先代アクアはダッシュボードが上にせり上がるような形で、足元の見切りを妨げる印象があったが、現行型ではそのあたりも改善されている。
取り回し
取り回しは非常に良い。
車体が小さく、見切りも良く、さらにカメラまで使えるため、運転にはすぐに馴染める。免許を取ったばかりの初心者が乗る車としても、かなり安心できる部類である。
カローラ、レイバック、フロンクス、軽ハイトワゴンなどと並べても、初心者が扱いやすい車としてはかなり優秀である。車幅や前後長で過度に気を使う必要がなく、狭い道や駐車場でも構えずに乗れる。
2列目については、シートバックの角度はやや立っている。ただ、空間そのものは大人目線でも意外と確保されている。コンパクトカーとして割り切る必要はあるが、短距離移動なら十分に使えるだろう。
ステアリングヒーターが付いていた点も印象的である。短時間でも体感できる程度にはしっかり温まる。ただし、主に発熱するのは2時と10時の位置であり、ステアリング全周が均一に暖かいわけではない。無いよりはありがたいが、実用面では手袋でもいいかなと思う程度でもある。
パワートレイン
パワートレインはアクアらしいハイブリッドである。
加速は速くない。決してスポーツカー的な速さはないし、日産のe-POWER系と比べるとパンチでも一歩譲る。ただし、遅すぎて危険ということはなく、日常域では普通に使える。
むしろ印象的だったのは、エンジンの回り方である。安っぽく粗暴にうなるのではなく、遠くの方でそこそこ官能的な音を奏でながら、幻想的に回っていくような雰囲気がある。ハイブリッド車としては意外と気持ちいい。
パワーモードでは、Bレンジを使わなくても結構強めの回生ブレーキが入る。街中や下り坂では扱いやすく、ハイブリッドらしい減速感をうまく使える。
そして最大の魅力は燃費性能である。
GRスポーツでありながら、ベース車から燃費性能が大きく落ちないのがアクアGRスポーツの強みである。モーターで引っ張れる領域が広く、モーターとバッテリーの力もしっかりあるため、アクアにふさわしい燃費性能をきちんと維持している。
高速道路を100km/hを超えるようなペースで走っても、なんやかんやリッター25km級の実燃費が出る。これは基礎的な車の出来が良いからこそである。
スポーツ車の世界観と、アクアらしい経済性が同居している点は素晴らしい。同じような方向性は日産オーラ e-POWERにもあるが、アクアは加速やシャシーの本格感では一歩譲るかわりに、経済性で勝る車である。
乗り心地
乗り心地はかなり硬い。
アクアという名前から想像するよりも、明らかにスポーツグレードである。市街地ではあからさまに硬く、「アクアってここまで硬くするのか」と感じるレベルである。
不快で乗っていられないほどではない。しかし、人に積極的に勧めやすい乗り心地ではない。送迎などで人を乗せるときには、「ちょっと硬くてごめん」と一言添えたくなるような硬さである。
多少のうねりや段差でも、ガタガタと衝撃が入ってくる。路面の継ぎ目が深い場所では、下にドカンと落ちるような叩きつけ感がある。最近のトヨタ車として考えると、快適性との両立という点ではやや疑問が残る。
GR86やGRヤリスのような本格スポーツモデルなら、この硬さでも納得しやすい。しかし、アクアは基本的には燃費重視のコンパクトハイブリッドである。パワートレインに大きな手が入っているわけではないため、足だけここまで硬派にする必要があったのかは少し気になる。
日産のNISMO系に影響を受けたような硬さ、と言ってもいい。パワートレインに手を入れていないだけで、乗り味としてはかなり硬派なスポーツ仕様である。
個人的には、速くないエコカーにはもう少し乗り心地の良さを残してほしい。私が気に入って所有しているプリウスPHV GRスポーツは、加速性能に見合った乗り心地の良さがあり、そこが大きな魅力である。その感覚からすると、アクアGRスポーツは少し硬さに振りすぎている。
高速道路では少し印象が変わる。100km/h程度で走っていると、ロードノイズはそこまで気にならない。低価格帯の車ではこのあたりがかなり雑なこともあるが、アクアは新東名を普通に走っても問題なさそうな落ち着きがある。
ただし、速度を上げるとダンパーの動きに少しだるさも見える。市街地では硬いのに、高速域では少しゆったり動くというか、減衰のまとまりにわずかな疑問が残る。硬いなら硬いで、もう少しビシッと締まっていてもいいのではないかと思った。
ハンドリング
ハンドリングは、エコカー系コンパクトとして見れば確かにクイックである。
過剰に鋭いわけではないが、しっかり引き締められている。ステアリングを切ると、あまりヨレたりダルさを見せたりせず、自然に向きを変えていく。
ハンドルを切ると気持ちよく切れ込んでくれる。軽く流す程度の世界では、変な癖もなく、かなり乗りやすい。旋回中に負荷を上げても、フロント外側のタイヤを自然に使っていける感覚がある。
段差を超えても怖さはない。ハンドルを強く切り込んでも、グラッと遅れてくるような不安な動きは少なく、滑らかなバランス感で曲がっていく。
一方で、強めの急ハンドルを切ると、フロントが少し遅れてついてくるような印象もある。ホイールベースや車重の軽さを考えると、もう少し素直に前が入ってもいい気はする。急旋回に対しては、フロントがややついてこない一面がある。
ただ、全体としては初心者向けの優しい動きである。高い負荷で急カーブに入っても、4つのタイヤを滑らかに使っていることが分かる。いきなり怖い挙動を出すタイプではなく、タイヤの使い方を学びやすい車である。
市街地、山道、峠、高速道路、場合によってはサーキットまで、だいたいの場面を一台で賄えるバランスがある。これを基準にタイヤの使い方を覚えて、必要に応じて雪道なども走れば、車の基本的な動きはかなり学べるのではないかと思う。
ハンドルには路面の微振動がザラザラと入ってくる印象もあった。長時間乗るとどう感じるかは気になるが、高性能なレーンセンタリングも付くため、高速巡航ではある程度ラクができるだろう。
マルバツ評価
〇:最強の経済性と質感
×:nismoやGRマシンに影響を受けすぎ。アシが無駄に硬い
自分の試乗レポート
時短のため記事本文はAIに書かせている。
運転中に音声で書き留めたメモ↓
アクアGR
外観は近くで見ると思ってた以上にかっこいい。
キラキラして深みがある塗装と、GRスポーツならではの装飾が感性に響く。
プレミアム感すら出ている。
値段を踏まえればすごく良い商品に仕上がってると思う。
車内は価格を踏まえれば上出来。
高級感は無いが、アルカンターラ素材や黒&シルバー系でまとめてソリッドでスポーティーな雰囲気がある。
250万円スタートでこれなら最高だろう。
サイドブレーキが左足で踏むタイプだったのは不満。
良い加減ブレーキホールド付けてよ…
アランドビューカメラもつく。
前の世代はダッシュボートが上へとせりあがって来ていて足元の視界を妨害していたが、この世代では改善した。
乗り心地は露骨にスポーツグレード。
あからさまに市街地では硬い。
アクアってこんな硬くするんだって言う位硬い。
不快ではないが、ちょっと人に進めづらい…
GR86やGRヤリスがこれくらい硬くても文句を言う人はいないだろうが、日産のnismoに影響受けすぎ。
もしくは昨今のGRのヤリスやらのパフォーマンス系に引っ張られ過ぎ。
耐えられないわけではないがあからさまに快適性が損なわれている。
トヨタは日産のe-powerと違ってそんなに加速性能無いのに、アシだけガッチガチにするというのは個人的にはいただけない。
普通に硬いから、送迎の車として人様を乗せるにはちょっと辛い。
「硬くてごめんね」と一言添えてしまう。
多少のうねりや段差でもガタガタと衝撃が入ってきてしまう。
まぁでも慣れたら無難に乗れるとは思うけど、乗り心地を求めるなら硬派すぎる。
nismo未満ではあるが、スピードレンジに見合っていない。
上にGRヤリスが居るヤリスや、加速が増した現行プリウスのGRスポーツならこの硬さで良いのかもしれないが、速くない系エコカーのアクアには過剰。
私が気に入って所有しているプリウスPHVのGRスポーツの、おっそい加速性能に見合った乗り心地の良さが大変気に入っている身としては気になったので文句を言わせていただいた。
ステアリングはアクア・プリウス系のエコカーだと考えると確かにクイック。
過剰なレスポンスではないが、引き締められているのを感じる。
あまりヨレたりせずダルくもなく向きを変えていく。
燃費性能はさすがのアクア。
「GRスポーツ」はベース車から比べても燃費性能がほぼ下がらないのが魅力。
モーターで引っ張れる領域、モーターとバッテリーのパワーがしっかりあるから、アクアにふさわしい燃費性能をちゃんと手に入れてる。
この経済性と、スポーツ車の世界観が完璧に同居しているのが素晴らしい。
日産のオーラ e-powerにも同じことが言える。
アクアのほうは加速やシャシーの本格差で一歩譲るが経済性で勝る。
ちなみに車体は小さくアラウンドビューモニターまで出せるため、取り回しについては一瞬で馴染むだろう。
免許を取ったばかりの初心者が乗る車としてもなにも問題ない。
カローラやレイバック、フロンクス、軽ハイトワゴンと肩を並べるくらい初心者でも運転しやすい。
ステアリングヒーターが付けられていた。短い時間でも体感できるくらいしっかり温まる。
でも電熱線がメインで発熱するのは2時と10時の位置。
無いよりはマシだけども、普通に手袋つければいいかな…?
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早朝の名古屋の都心環状へ上がる
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パワーモードだとBレンジを使わなくても結構強い回生ブレーキが入る。
100キロ位で走ってるとロードノイズはそんなにうるさくない。
低価格帯のクルマはここがクソ適当なことがあるが、アクアは普通に新東名を飛ばしても問題なさそうだ。
シエンタなんか80km/hも過ぎれば耐えがたいほどうるさかったが、アクアは普通にイケる。
車のハンドリング特性は過剰に過激だったりはしない。
あくまで乗りやすく引き締めてるって感じ。
高速道路のスピードだとダンパーもしっかり使ってくれるけど、ちょっと減衰がだるい気はしないでもない。
ちょっとゆったり動くというか、市街地で硬い割には、スピード上げるとダルさが顔出すかなぁという印象。
ハンドルには結構ザラザラと路面の微振動が入ってくる印象。
長時間乗っているとどうなるか気になるが、高性能なレーンセンタリングが付くのでラクはできるだろう。
エンジンの回り方が結構気持ち。
粗暴に安っぽくうなるのでははなく、そこそこ官能的な音を遠くの方で奏でながら、幻想的に回っていくようなテイストがある。
加速は速くはないんだけど、ストレスを感じたり、遅すぎて危険と言うほど遅いわけでもない。
ハンドルを切ると気持ちよく切れ込んでいってくれて、なかなか自然に曲がる。
いから、軽く流す程度の世界ではあるんだけど、あんまり変な癖とかもなくて乗りやすい。
旋回中に負荷を上げていってもフロントのアウト側のタイヤを自然に使っていくことができる。
段差を超えても怖くない。
ハンドルを強く切り込んでもグラっと来たり、遅れたりしないでなめらかなバランス感で曲がっていってくれる。
乗り心地の話に戻るが、ちょっとでも路面の継ぎ目の部分の底が深いと下にドカンと落ちるような叩きつけの動きとなる。
ちょっと最近のトヨタのレベルとしては硬さに振りすぎなんじゃないか?
GRスポーツではあれど、「快適性との両立」という観点では個人的には疑問符。
あくまでnismo系の硬派スポーツ。
パワートレインに触っていないだけ。
私は快適性が大事だと思っているのであまりピンと来ない。
ちなみに、高速道路を100km/hを越えるようなスピードで走っても、なんやかんやリッター25km級の実燃費が出る。基礎的なクルマの出来が良いのだろう。
強めの急ハンドルを切ると前が遅れて行っちゃう印象否めない。
ホイールベースの長さや車重の軽さの割にはフロントがちょっと急旋回に対してついてこないような一面がどうしてもある。
結構高い負荷で急カーブに突っ込むと、ちゃんと4つのタイヤを滑らかに使っているのが分かる
初心者向けな優しい動き。
これで市街地を走っても山道を走っても峠を走ってもサーキットに行っても大体賄えるって感じ。
ここを基準にタイヤを使って必要に応じて雪道なんかも走れば必要なものは大体ほぼ全部学べるのかなって思う。
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高速道路を降りて使い勝手のレビューへ
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2列目は角度が立ってるけど、空間は大人目線でもある方。
ナビとエアコンの操作は一部が画面に取り込まれちゃったのは不便なところ
「現在地」ボタンが左上の遠いところにあったり、風向は画面内からの操作だったりして、物理ボタンが残ってはいるが、全部物理で完結する従来型の感覚では「?」となることもある。