【ハリアー】純ガソリンでも気持ちよく優雅に #214台目【試乗インプレッション】

高級志向の都会派SUVであるハリアー、その中でも最廉価の純ガソリンを試す。

外観・デザイン

最廉価グレードということで外観の装飾はないどころか、樹脂で安物アピールをする感じすらある。

無駄にギラギラしていなくて良いとも言える。

後ろ姿。ウインカーは下部に格納される。

名古屋ではウインカー出さないSUVランキングのトップ3に入るハリアー、どうせ使わないからとミニマリスト的発想か?

…というのは冗談で、テールランプ部を可能な限り薄くしつつトランク解放時の法規制をクリアするために下に持って行ったのだろう。

自分のことしか考えていない灯火配置だと思う。

内装

最廉価グレードであっても、ハリアーは高級SUVとしての雰囲気をきちんと残している。もちろん上位グレードのような豪華装備を期待する車ではないが、車全体の見せ方や静かな雰囲気は、単なる実用SUVとは違う。

ハリアーの価値は、装備の数だけではない。車内に乗り込んだ時の落ち着き、視線の高さ、ボディの余裕感、そしてトヨタ車らしい扱いやすさを含めて、高級志向のSUVとしてまとめられている。

カローラやフリードのような実用車からステップアップする車として考えれば、かなり分かりやすい存在である。日常の移動を少し上品にしたい、でもレクサスNXやクラウンまでは必要ない、という層にはかなり刺さるはずだ。

取り回し

視界性能は良いとは言いにくい。ボディ全体がもっこりしているというか、曲面でふくよかな形状をしているため、車両の端が見えづらい。世界基準で見れば決して巨大なSUVではなく、むしろコンパクト寄りとも言えるサイズ感ではあるが、日本の狭い道や駐車場では大きく感じる場面がある。

特に狭い場所では、ボディの膨らみ方に少し慎重さが求められる。見切りの良い箱型SUVのように、四隅を掴みやすい車ではない。都会派SUVらしい流麗なデザインと引き換えに、視界や取り回しでは少し気を使う車である。

ただし、慣れてしまえば極端に扱いづらいわけではない。ボディ剛性がしっかりしていて、ステアリング操作に対して車体がヨレるような感覚は少ない。低速域での扱いやすさも悪くないため、サイズ感にさえ慣れれば日常使いは十分にこなせる。

パワートレイン

純ガソリンモデルのエンジンは2.0Lで、最高出力は171馬力である。この数字だけを見ると特別に速い車には見えないが、実際に乗ると意外なほど気持ちよく走る。

低速域では滑らかで、街乗りでは不足を感じにくい。ゆっくり流しているぶんには、古典的なガソリン車らしい自然な感覚がある。ハイブリッドのような電動感ではなく、昔ながらのエンジン車に近い味わいだ。

トランスミッションはCVTだが、ただ回転だけが先行するような古いCVT感は薄い。多段式ATのような動きを見せる場面もあり、トランスミッションとのマッチングは意外と良い。変速感には少しぐにゃっとした印象もあるが、全体としては快適にスイスイ走れる。

エンジンを回した時の音も悪くない。踏めばそれなりにエンジン音は入ってくるが、耳障りな回り方ではない。むしろ程よく元気の良い音を聞かせながら回っていくため、個人的にはこの運転フィールはかなり好印象である。マツダ車に近い気持ちよさすら感じる。

加速性能も予想以上に高い。171馬力は伊達ではなく、高速域でもスイスイ伸びていく。140km/h付近から上でも極端に苦しくなる印象は薄く、純ガソリンの最廉価グレードだからといって、動力性能に大きな不満を感じる車ではない。

燃費も優秀で、市街地試乗でもリッター17km程度を記録した。走らせ方にもよるが、ガソリンSUVとしてはかなり良い部類である。

乗り心地

乗り心地はかなりよくできている。サスペンションへの入力の部分で雑味をうまく排除してくれているようで、段差を越えてもドカドカと荒く揺れる感じが少ない。

特に微振動を取り除くような動きが上手い。ダンパーの工夫が効いているのか、細かい路面のザラつきや突き上げをうまく丸めてくれる。サスペンションが奥底まで大きくストロークするような柔らかさではないが、衝撃の角を取る動きがうまい。

この感覚はRAV4に近い部分もある。プラットフォーム由来のしっかり感がありつつ、ハリアーらしく上品に整えられている印象だ。

段差を越えた時も、タイヤやホイールが暴れて吹っ飛ぶような感じは少ない。最廉価グレードでホイールサイズが小さめであることも、乗り心地にはむしろプラスに働いている可能性がある。バネ下が軽く、サスペンションの動きが良くなっているのかもしれない。

多少ゴツンと車体に衝撃が来る場面はあるが、快適性が悪いとは思わない。高級SUVとして期待される範囲の乗り心地はきちんと確保されている。

ハンドリング

ハンドルフィールは、一呼吸置いてからほどよくゆったり曲がっていくタイプである。スポーツカーのように鋭く鼻先が入る車ではないが、だらしないわけではない。

ボディがしっかりしているため、ステアリングを切った時に車体がヨレる感覚は少ない。剛性感は十分にあり、SUVとしてはレスポンスも悪くない。ただし、操作に対して少し遅れはある。俊敏というよりは、落ち着いた反応で曲がっていく車だ。

旋回性能も悪くない。動き自体は大きいが、ある程度傾いた後にしっかり安定する。ガッチリ感とほどよい重さの中で走っていくため、都会派SUVとしてはなかなかリニアなハンドリングである。前が露骨にアウトへ逃げるような不快な動きも少ない。

前の世代のハリアーは、安定性重視ではあるものの、ゴツゴツして曲がらず、かったるい印象が強かった。それと比べると、現行型はかなり大きく進化している。意外と運転フィールにこだわりがある人でも、極端な不満にはなりにくいはずだ。

ただし、限界が高い車ではない。急ハンドルを切って一気に負荷を上げると、アウト側のフロントに重さが集中してタイヤが鳴き、曲がっていかなくなる。車重と腰高感はどうしても顔を出す。ここはハリアーの弱点と言うしかない。

ブレーキも、重たい車体に対して効きが強いとは言いにくい。普通に走る分には問題ないが、ペースを上げて走るならパッド交換くらいは考えてもいい。重さをハンドルやブレーキで感じる場面はある。

この車をうまく乗るコツは、フロントだけに負荷を集中させないことだと思う。右カーブで左フロントだけに荷重を集めるのではなく、早めに加速方向の入力を与え、左リアを沈み込ませる。後ろ側にも負荷をかけて旋回姿勢を作ってやると、ハリアーはかなり気持ちよく曲がる。

FRスポーツが好きな人なら、この重さに向き合いながら走らせる感覚を、むしろ一体感や臨場感として楽しめるかもしれない。とはいえ、基本的にはスポーツSUVではなく、気持ちよく流すための都会派SUVである。

マルバツ評価

〇:純ガソリン&最廉価でも十分すぎる質感と走行性能

×:価格や質感が中途半端。もっと足してレクサスNXか、せめて上位グレードに行くべき

自分の試乗レポート

時短のため記事本文はAIに書かせている。

運転中に音声で書き留めたメモ↓

ハリアー

ゆったり街乗りしてる感じとしては、すごく上品な車。

エンジンはゆっくり走り位なら充分な滑らかさを感じられるし、足回りもしなやかに動く。

そこそこの静粛性もある。

安いグレートだが、ちゃんと高級SUVとしての格があると思う。

高級志向の都会派SUVとして期待は裏切らないように作ってある。

少なくとも、ディーラー試乗程度なら特に評価が下がるようなことはないように見える。

視界性能は良くはない。

もっこりしていると言うか、曲面でふくよかなぶボディのせいで端っこが見えづらい。

狭いとこだと大きいと感じる。

世界基準だとコンパクトに分類できるサイズ感ではあるんだけど、慣れというか慎重さが求められることはある。

ーー

トランスミッションはCVTだが多段式AT的な動作をする。

昔ながらのガソリン車って言う古典的な感じがある。

市街地試乗でもリッター17km。燃費性能は良いらしい。・

サスペンションへの入力の部分で雑味を排除してくれてるみたいで、あんまりドカドカ揺れたりはしない。

微振動を取り除くような機構がよく効いているようで、ダンパーの工夫が表れている。

そんなにサスペンションが奥底までストロークするわけでもないんだけど、ちゃんと衝撃の角を取ってくれてる。

この動きはRAV4と近い。

 ーー

ハンドルフィールは一呼吸置いてから、ほどよく ゆったり曲がっていく感じ。

デカすぎないサイズと がっちりしたボディーは使うし、ボディーの剛性感が十分にあるからヨレたりしないって言う十分なレスポンスではあるんだけど、多少の遅れはある。

エンジンは回り方がむちゃくちゃ気持ちよくて、意外と加速性能が高い。

171馬力は伊達じゃない。

140km/h位から上もスイスイ伸び続ける。

音もなかなか。マツダ車並みに気持ちよい。

変速はちょっとぐにゃっとするけど、快適にスイスイ走れる。

旋回も特には悪くない。

動きが大きいんだけど、そこそこ傾いた後にしっかり安定させて、ガッチリ感と程良い重さの中で走っていってくれる。

前がアウトに露骨に逃げるとか、そういうこともない。

なかなかリニアなハンドリング。

ダルさもなくていいと思う。

レーンキープはセンタリング機能をオンにすると結構頼りになる。

段差を越えてもあまりタイヤホイールが暴れ吹っ飛んだりしない。

小さめなホイールサイズがバネ下を軽くしており、それが動きを良くしてくれてるかも。

サスペンションとしてもある程度しなやかにダンパーをストロークさせてくれる。

多少ゴツンと車体に衝撃は来るけど、快適性は特に悪いとは思わない位の乗り心地を手に入れている。

静粛性もそんなに悪くなくて、エンジンはある程度踏んだらしっかりと周りはするんだけど、なんかそんなに耳障りな回り方はしない。

むしろある程度元気の良い音を聞かせながら ほどよくブン回っていくし、トランスミッションとのマッチングも結構いい感じ。

個人的にはこの運転フィールは好き。

前の世代が安定性ばかりで、ゴツゴツするし曲がらないしかったるいして、なんかもすごくダメな感じだったから、感動の進化。

ただ急ハンドルを切って一気に負荷を上げていくとアウト側のフロントに重さが集中してタイヤが鳴って、曲がっていかなくなる。

重さはどうしても出ちゃう。

でもちょっと気持ちよくドライブを楽しむ程度ならスイスイ走ってくれるから充分合格点だとは思う。

意外と運転フィールにこだわりがある人でも、そこまででかい不満にはならない。

しかし本体価格は安くはないわりに、レクサスみたいなブランドや格別の高性能でもない。

これは途半端と感じる人はいるかも。

トヨタもカローラやフリードからのステップアップ的な立ち位置を想定している?

お金があればクラウンやレクサスNXに行きたいところ。

重たい分、ブレーキの効きは悪い。

走行ペースが速いならパッドくらいは変えるべき。

ハンドルで重さに負けていく感覚をひしひしと味わえるって言う点では一体感と臨場感はあると言える。

FRスポーツが好きな人ならむしろ良いかもしれない?

ただやっぱり、腰高感とか重さとかそこら辺は顔を出す。

この車と向き合う上で、どうしても弱点とか言うしかないところではあるね。

この車をうまく乗るコツとしては、後ろ側にも負荷をかけてやることだと思う。

右カーブでは左フロントだけに荷重が集中するようにするんじゃなくて、とっとと加速方向の入力を与える。

左リアを沈み込ませてやる。

そうやって旋回姿勢を作ってやるのが1番うまくいくかもしれない。

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