2.5リッターのガソリンエンジンにハイルーフ、そして細い車幅の介護バス仕様のキャラバンに乗ってみる。
外観・デザイン
外から見てるとハイルーフのキャラバン。車幅は太くないため相対的にノッポに見える。

黒系のボディカラーと車がホイールゆえちょっと怖い。

内装
介護バスということで、昇降式の車いす用エレベータや多数のシートがある。


室内空間はとにかく巨大。
ハイルーフで頭上空間が非常に広く、後部はもはや「車内」というより小部屋に近い感覚である。介護車両なので車イス用スロープや固定装置も備わり、普通のミニバンとは用途そのものが違う。

視点もかなり高い。
レインボーブリッジを走ったときは、普通の乗用車では見えない景色が広がる。大型車寄りのアイポイントゆえ、都心の道路を見下ろしながら走る感覚がある。
シートは意外とハリがあり、商用車としては悪くない。柔らかく沈み込むというより、厚みと反発で支えるタイプである。
ただし静粛性や微振動についてはかなり厳しい。
ロードノイズはフロアから大量に侵入し、ボディ全体も薄い鉄板がバインバインと震えるような感覚がある。単純に遮音材不足というより、ボディそのものの剛性感不足がNVHに悪影響を与えている印象だ。
もちろんアルファードのような高級ミニバンと比べれば世界が違う。しかし価格や用途を考えると、「安かろう悪かろう」で切り捨てるほどではない。
取り回し
全長は5.3メートル級。
乗る前はかなり覚悟していたのだが、実際に公道へ出ると意外なほど苦にならない。
理由はとにかく車幅が細いからである。

巨大な箱型ボディだが、幅感覚はむしろ扱いやすい部類。最小旋回半径もそこそこ優秀で、Uターンや狭い路地の右左折も意外と普通にこなせる。
しかも視界が非常に優秀。
サイドウィンドウを開けて顔を出せばフロントタイヤの切れ角まで見え、そのまま後方を振り返れば右側面全体が確認できる。左前はミラーで把握しやすく、バックカメラも備わる。
駐車時には「寄せすぎて自分が降りられなくなった」ほどで、細い車幅の恩恵はかなり大きい。
深夜の都内のような、
・突然「く」の字に折れ曲がる道路
・路駐
・右折待ち
・工事規制
・白線またぎ当たり前
みたいな環境でも、サイズがストレスになることはほぼなかった。
むしろ不便なのは高さ制限くらいである。立体駐車場や地下駐車場へ入れない場面はかなり多い。
パワートレイン
2.5リッター自然吸気エンジンは、数字だけ見るとかなり非力に思える。
しかし実際には、意外とトルク型で出足も悪くない。
トランスミッションも低速重視の設定で、重たい車体をトルクで前へ押し出すような味付けになっている。

「重くて全然進まないだろう」という先入観で乗ると、むしろ“ええやん”となるタイプだ。
もちろんアクセルを深く踏めば回転数はすぐ上がる。
ただし「回転だけ上がって加速しない」感じではなく、回したぶんだけちゃんと速度も乗ってくるので、そこまでストレスはない。
感覚としては“中排気量NAエンジンの中加速”。
高速域ではさすがに余裕は薄く、80km/hを超えると「とりあえず伸びます」という雰囲気になる。110km/h巡航を余裕でこなすような車ではない。
またATは明らかに段数不足。
現在のギアで少し粘ってから、一気に回転数が高いギアへ落ちる感覚があり、守備範囲の狭さを感じる。
乗り心地
意外だったのが乗り心地。
商用バンなのでガタガタを想像していたのだが、街中ではサスペンションがかなりしなやかに動く。
足がしっかりストロークし、上下動そのものは大きいものの、基本的な当たりは悪くない。
ただし限界は明確。
高速道路、とくに首都高の継ぎ目では直打ち感がかなり強くなる。
「ゴツン」と車体へ衝撃が直接入る感覚があり、ボディ剛性不足もそこへ拍車をかける。
また、フロント荷重が乗った状態で段差へ入ると、サスペンションが受け止めきれず「バタン」と叩きつけ感が出やすい。
それでも不思議と“乗れないほど不快”ではない。
車重の軽さもあってか、全体としては意外なほど軽快で、巨大な介護車両という先入観ほど重苦しくは感じなかった。
ハンドリング
このキャラバン、意外なほど普通に曲がる。
しかも結構ご機嫌なハンドリングをする。
ハンドルの応答性が思ったよりダルくなく、首都高の急なカーブや柱回避のライン変更でも、普通に合わせていける。
特に印象的だったのはフロントの軽さ。
切り始めから鼻先がグイグイとインへ向かい、アウト側フロントが沈み込みながら前下がり姿勢を作って曲がっていく。
貨物車なので無理は禁物だし、攻めるような車ではない。しかし「ただの巨大バン」と思って乗ると驚く程度にはまともに走る。

フロントオーバーハングの軽さも、この自然な回頭性に効いていそうだ。
ハイエースではステアリング応答に不満を感じたが、このキャラバンは街中でもかなり普通に扱えた。
総評
介護車両のキャラバンというと、「遅い・フラフラ・巨大」というイメージを持っていた。
しかし実際には、
・細い車幅
・良好な視界
・自然なハンドリング
・意外と悪くない低速トルク
・しなやかに動く足回り
によって、“普通に走れてしまう巨大車”として成立していた。
もちろんNVHやボディ剛性はかなり古臭く、静粛性も高くはない。
しかしその一方で、巨大な室内空間と独特の視界、そして介護車両ならではの特殊性があり、普通のミニバンでは得られない体験がある。
そして何より、レインボーブリッジから見えた景色。
高い視点から東京の夜景を眺めながら走る感覚は、このクルマならではだった。
マルバツ評価
〇:意外なほどに良い乗り心地や走行性能、ハンドリングと取り回し。広大すぎる車内
×:ボディ剛性や総合的な乗り味は廉価商用車の域を出ない
自分の試乗レポート
時短のため記事本文はAIに書かせている。
運転中に音声で書き留めたメモ↓
キャラバン
2.5リッターの自然吸気、5.3メートル級の全長とハイルーフ(車幅は細い)、車イスに乗ったまま乗り降りできるスロープを備えた介護車両。
意外と乗り心地は良い感じ。
足回りがしっかりストロークするんだよね。
上下に大きく動きたりする動きはやっぱりある。
しっかりと足がストロークする感じの動きで、基本的な乗り心地の印象は良い。
前後の長さは5.3メートルある。
最初は戸惑うが所詮は箱型ボディーで小回り性能もそこそこあるため、慣れれば意外と不便だとは感じない。
サイドウィンドウを開けて顔を出せばフロントタイヤの切れ角まではっきりと見え、その状態で後ろを振り返れば右側面が全部見え、フロントは左前のミラーで見える上に運転手から近く、バックカメラもある。
そして細い車幅と扱いやすい最小旋回半径。
駐車マスが窮屈だったので気合を入れて端に寄せたが、寄せすぎて自分が降りられなくなったほど。
エンジンが意外と力強いというかトルク型というか。
あとトランスミッションも加速重視。
低速からトルクで前に出すようになっている。
意外と出足が悪くない。むしろ重たくて遅いイメージを持った状態で運転するので「ええやん」となる。
しかしアクセルを開けて行けばすぐも回転数も上がりがちになる。
ただ「回転数だけ跳ね上がって置いていかれる」系ではなく、相応に加速感もあるためあまりストレスはない。
むしろ中排気量と中加速って感じ。
ボディー剛性や微振動などの特性はひどい。安かろう悪かろう古かろう。
ハイルーフで前後に長いボディは、セダンのように狭い口を補強のように入れたりできない。
単純にコストにも余裕がないためか静粛性は言わずもがな。
微振動が多く、フロアからのロードノイズも入りまくり。
でもこのキャラバンの場合はただ遮音材が入っていないとかそういうものではなく、ボディが残念。
薄っぺらい鉄板がバインバインと振動するような状態であり、このボディの甘さが微振動などのNVH要素にもマイナスになってしまっている。
車の仕立ての豪華さの割には本体価格が安いことと、実際に走行性能がダメなわけではないので、個人的には酷評ポイントではないと思う。
スピードを上げれば風切り音系のノイズが当然増えていく。
図体がデカいわりには100km/h程度ならそこまで風にも吹かれないが、これで何時間も高速道路を走り続けるのはどうなんだろうか…
レインボーブリッジを渡った程度では無責任な断言ができないが、デッドニングやクルコンへの追加投資くらいはしてもいいのでは?
前後には長いが、車幅が細いため、一旦公道に出てしまうと意外と苦にはならない。
というか、道幅が細く、道が突然グイっと「く」の字にカーブして、みんなビュンビュン飛ばして、路駐や右折待ち、工事の車線規制などで白線またぎはあたりまえ。
そんな深夜の都内を走っていてもストレスがほぼない。
自分のサイズが気になるということもほぼない。
最小旋回半径の数値が充分にあるためか、狭いところの右左折も苦にならない。Uターンも空間さえあれば普通に行ける。
乗る前は覚悟していたサイズだが、「高さ制限がある立体・地下駐車場に入れない」ことくらいしか不便を感じることが無かった。
ステアリングの応答性も全く悪くなく、道が首都高を支える柱を避けるために、車の事情ガン無視で突然30度折れ曲がってもあまりストレスなく合わせられる。
街乗りだとあんまりストレスは無い。
ハイエースでは不満を感じたが、キャラバンは割と普通に乗れる。
シートはクッション性というかハリがある。
足回りはしなやかに動いてくれるが、受け止めるボディーの剛性が足りないため、それ故の限界がある。
ベタ踏みしたときの加速はさすがに遅くは無い位の平凡。
ATは格ギアの守備範囲がさすがに狭い。
今のギアで踏ん張ってから、ちょっと回転風過剰なギアに落ちる感じ。
明らかにギアの段数が足りない。
街中だと結構しなやかに動いてたサスペンションだけど、高速道路の首都高の継ぎ目だと直打ちがひどい。
ちょっと動いたらゴツンても車体に衝撃が入る。
乗り心地は相変わらず普通に悪くないんだけど、意外と快適に乗れるんだけど、まぁコスト優先でこの車格だとしたら、まぁ俺は不満ないけど、やっぱりアルファードみたいな車を知っているとこんなもんだよなぁと。
車重の軽さはかんじられる。
意外とハンドルのレスポンスがだるくないから首都高も普通に走れるけど、フロントに荷重がかかった状態で段差を超えるとすぐにバタンて叩きつけが起きちゃう。
フロントタイヤを押しつぶした状態で、ダンパーが縮められるような段差を超えるのはおすすめしない。
パワーがないのと、こんな車格なので基本的に100km/h以下で走ることになる。
ハンドリングは結構ご機嫌な感じ。
前から意外なほどグイグイと入っていく。
むしろフロント側が軽さでどんどんインへと向かっていく。
フロントのアウト側が沈み込んで、前下がりな姿勢を作る。
前がもどんどんハンドルのレスポンス、切れ角の良さでグイグイと入っていってくれる。
貨物車なので無理は禁物だし、追い込んでいくような車ではないが、意外とまともに走る。
フロントオーバーハングが重くないというのも運動性能に効いていそう。
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加速は80キロから上はとりあえず伸びますって感じ。
110km/h出るか分からない車である。
ちなみに視点が高いから、レインボーブリッジ走ったときの景色は格別。
普通の車なら見えない景色が見られる。