今回も軽トラに乗るが、ダイハツのハイゼットではなくトヨタのピクシス トラックだ。
冒頭のまとめ
これまで乗ってきた軽トラの走行フィールと装備にクセが強かったせいだろうか、全てが恵まれていると感じた。
120km/hで手放し出来るほど直進性が高く、乗り心地も特に悪くなく、全体的に不満がない。
外観・デザイン
エンブレムはトヨタだが見た目はド定番のハイゼット。

トヨタエンブレムであること、ミラーやテールランプパネル(?)黒く塗装されていることなどを除けばダイハツのハイゼットと大きくは変わらない。

内装
こちらもハイゼット類とあまり大きくは違わない。

シートのクッション性がよく微振動蓄積を喰らいづらい。

エアコンの風量調整が3段階しかない点が不満。

ちなみに背面ガラスが熱い。
オプションや購入後のカスタムで断熱・UVカットフィルムの類を付けられるだろうから、夏が来る前に絶対やっておいたほうがいい。
実走行インプレッション
取り回し・ドラポジ
軽トラなので文句なし。
バックカメラやソナーが無くても、後方の窓から直接見てやるだけで周辺確認は事足りる。
荷物をガッツリ積んだ際の後方への視認性を考えると、バックカメラは付けておいても良いだろう。
シートはスーパーキャリイやハイゼットジャンボと比べるとワンランク劣るが、柔らかくてヘッドレストも使えるため快適性を持つ。
あまり振動蓄積を喰らうようなこともなく、4時間ほど乗ったがそこまで疲れなかった。
パワートレイン
自然吸気だが加速性能にはあまりストレスがない。
空荷状態であることと、発進加速をしっかりと支えるギア比&CVT制御になっているためだろう。
特に街乗り領域では軽く踏むだけでもスイスイとスピードが乗っていく。
すぐにエンジン回転数を上げてくれるため加速感にストレスが無い。
70km/hから上、上り坂での加速はさすがに遅い。
多少は割り切らなければならない。
ちなみにD,S,Lと段階的にエンジンブレーキを効かせられるので下り坂での速度調整はやりやすい。

乗り心地
軽トラの乗り心地に期待する人は居ないだろうが、このハイゼットは奮闘している。
空荷+板バネなので段差では激しく飛び上がってしまうが、その後にフワフワと動かして受け止めてくれる。
しかし状況次第では上下に激しく動きまくってウンザリすることもある。
いちいち細かくバッタンバッタンと揺れる感じはあるが、意外にも絶対的な乗り心地はそこまで悪くない。
タイヤの分厚さが衝撃をまろやかにしてくれている一面もあるだろう。
また段差や衝撃の状況次第では傾き方向にねじれるような動きもある。
ちなみにスピードを上げていっても、意外と揺れはスパッと収まる。
軽トラの中ではしっかりとしているほうだが、快適な乗用車と比較して辛いのは否めない。
ちなみにハンドルやシートから伝わってくる微振動は他車種と比べるとかなり改善されている。
1つ前に世代のハイゼットトラックではこの微振動蓄積のせいで1時間でも結構疲れたが、ハイゼットは微振動の無さとクッション性の良いシートのおかげでかなりの余裕がある。
あとはしっかりと体を休められる車内空間を持ち合わせたジャンボ版さえ買っておけば、かなりの長距離も行けそうな印象すらあった。
クルコンが付けられるなら付けたいところであるが…
ハンドリング・直進安定性
軽トラのハンドルといえばダルダル&スカスカなものだと思っていた。
少し回した程度では何の応答性もなく、段差を越えればガタっとハンドルが暴れるような。
そういうものをイメージしていたがハイゼットは乗用車的。
ほどよいクイックさを持ち合わせているため、カーブでもグイグイと車が旋回に移行する。
早朝のハイペースな流れにも自信をもって乗っていくことができる。
さすがに長い直線で前が開ければ道を譲ることになるが、+35km/h程度のクルーズならばそんなに離されない。
新東名で120km/h出してみたがなにも言うことが無かった。
どちらかというと他のクルマに抜かれるような、横風を持続的に受けるような状況のほうが要注意。
マルバツ評価
〇:加速感とハンドリングの良さや微振動の無さで長時間運転も快適である
×:ドカドカとした乗り心地