スマホの向こうに幸せはない

ここ10日の鬱状態から這い上がり、泊まりで四国へ行ってきた。

その際にJeepのラングラーで立ち寄った庭園でカモたちと出会った。

その気になれば素手で捕まえられそうな距離でも逃げない無防備なカモたちである。

100円を箱に入れて一袋取るタイプの鯉のエサを見つけたので、生態観察をさせてもらったお礼に2袋ほど買い与えることにした。

カモが鯉用のエサを好き好んで食べることは茨城の牛久大仏で確認済みである。

手に取ると踏んづけてしまいそうなくらい近くに寄ってきた。

一個一個あげてもいいが、3匹相手にケチくさいし時間もないので床にコロコロと転がす。

モッテモテである。

たかだか100円で、綺麗な鳥たちと近距離で触れ合い放題。

なんとコスパの良い自己承認であろうか。

意味もなく苦しんで、意味もなく生き続けた人生の過程で稼いだお金の中から、ほんの100円使っただけ。

人間相手には子供でも喜ぶか喜ばないかという100円で、無邪気なトリたちからモッテモテである。

(ちなみに奈良公園のシカからも、日本各所の動物園の動物たちからもモッテモテになる可能性が高いぞ。)

野生動物たちはみんな同じ星の友達であると思っている自分にとってこんなに嬉しいことはない。

YouTubeで動物の動画を見ることは多いが、さすがに勝負にならない。

家でスマホばかり見ていてもこういう幸せは得られない。

数百円を握りしめて近所のエサやり場に通う人生が始まりそうである。

上部へスクロール