私はラーメン一蘭が大好きだが、GoogleMapの店舗写真や券売機で見かける度に、「オスカランの酸味」なるものが気になっていた。
どうせ130円であったし、この際頼んでみることにした。
公式サイトの紹介記述
ラーメン一蘭の公式サイトに、押すカランの酸味の専用の紹介ページがあった。
黒酢をベースに、様々な素材をこだわりの配合で仕上げた、一蘭オリジナルのお酢です。ラーメンに加えることで旨味が更に引き出され、新たな一蘭の美味しさをお楽しみいただけます。
他にはない風味が特長の一蘭オリジナルの酸味調味料であることを、「オスカラン」という独自のネーミングで表現しております。
(中略)
・旨味との調合がバランス良いので、酸味が苦手でも美味しく食べられる
・一杯で一蘭のラーメンを二度楽しめる魔法のトッピング
・とんこつスープの味の変化を楽しめる調味料
なるほど、いい具合に味わいを変化させてくれる調味料というわけか。
試してみようではないか。
実食レポート
この記事の主役は、右上の小さい器だ。
私にとっては定番の、ネギ&チャーシュー+ゆで卵のトッピングの脇だ。
そこそこな量が入っている。
また、香りだけでも味わってみたが、相当な酸味で咳き込みそうになった。
調味料というか、消費期限が1年は切れていそうなレベルで強烈な匂いだ。
とりあえず毒見だ。レンゲにすくったスープに、少しだけ注いでみる。
口に入れる直前、壮絶な刺激臭を感じた。酢の原液といった感じだ。
コバエホイホイの濃度を数倍にしたような香りで、本当に年単位で消費期限が切れているのではないかと思うほどの劇薬的な匂い。
最終的に、劇的な味わいの変化を嫌い、実質的に最後の一杯になったタイミングで、残量すべてを投入してみることとした。
さっきまでとんこつラーメンであったのに、まるっきり別物になってしまった。
いい具合にさっぱりして、どういうわけか箸が進む。
いつもなら残していたところでも、飽きが来ず、胃もたれも起こらずにスープを飲み進められる。
スープのとろっとした濃厚さと、酸味がいい具合にマッチするのだ。
豚骨ラーメンではなく、まるっきり別のものとして楽しめる。
総合的な感想としては、私がコレをリピートすることは無いだろう。
なぜなら、元のとんこつスープの味わいをまるっきり別物に変えてしまうからだ。
ここに130円払うなら、私はネギや海苔を追加したい。
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