家の中で発掘された『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』という本を読んでみたが、最初期のテスラが成功した理由や80~90年代の株式市場、スタートアップの成功要件に関する話が多かった。
どこがゼロトゥーワンなのかゼロから探し出すための本なのか・・・?

本の内容について
バブル期の社会情勢に関する話が大半を占める。
後半はスタートアップの条件ばかり述べている。
このへんの情報を頭に入れておきたい人にとっては立ち読みする価値があるかもしれない。
しかし埋もれている英語圏のビジネス書を強引に翻訳してきた感は否めず、誰に向けて書いているんだ…と思ってしまった一面がある。
しかし要約すると10行程度に収まるボリュームで頭の片隅にとどめておきたい話が出てくる。
読書メモ
例によって本を読むことが最優先なので簡易的なメモ書きにとどめる。
空気が読めないという点はメリットにもなりうる。
周りに流されず発想し、物事に取り組めるからだ。
先駆者になって果実を独占するのが理想的だとよく言われるが、これは稼ぐための手段の一つに過ぎない。
後続に負けるくらいなら市場の成熟後に参入し、長期にわたって稼ぎ続ける方がいい場合がある。
10~20年先に世界はどうなっているか、自分のビジネスは世界に適合するかを考える。
テスラの成功要因が221ページにて、「テクノロジー、タイミング、独占、チーム、販売、永続性、隠れた事実」に分かれて解説されていた。
自分自身のビジネスの将来性や成功確率を分析する際に見返したい内容となっている。