富山ブラックラーメンは意外にもあっさり系

グルメ

富山旅行ついでにブラックラーメンを食べることにしたが、その際に立ち寄ったのがダルマヤラーメンである。

最も空いているであろう平日の15時ごろに行った。

メニューには二種類のラーメンが記されていたが、塩辛い系のものが出てきたら嫌なので元祖の方を選んだ。

味玉を付ける。当初は烏龍茶を頼む予定だったが、ピッチャーで水を貰えたのでネギに置き換えた。

店舗に数組しか居ない状態だが提供までは6~8分程度。ちょっと待たされた感がある。

先に味玉だけ出てきたので試食。

白身の冷たさと気味のドロドロかつ濃厚な味わい、舌先に染みる醤油の風味と塩分が程良い。

個人的には芯まで温かい温度で出してくれたら嬉しかったんだけど…

さて本体の登場だ。

「ブラックラーメン」とかいうパワーのある名称からすると意外なほどあっさりとしており、醤油だしの優しいスープだ。

口に含むと胡椒の風味がただよってくる昔ながらの香り。

塩分が強い食品が嫌いであまり調味料を足さない自分にも薄いめだと感じるレベル。

「ブラックラーメン」というワードほどのパワー感はない。

麺は口にするとドゥルドゥルとしているが、噛むとモッチリとしていて腰がある。

チャーシューは肉厚で、醤油の出汁が染み込んでいるらしい。噛めば噛むほど旨味が舌先に染み出してくる。サイズも大きくボリューム感抜群。脂身は舌で撫でるだけで溶ける。

「ブラックラーメンとかいうけど、どうせ見た目と中身のインパクトを重視した観光客向けメニューなんだろう」とか心のどこかで思っていたが、日常的に食べても良いような味だった。

クレジットカードや各種キャッシュレス決済に対応していたのも嬉しい。

もし次に来ることがあったら、もっとスープがドス黒いものをオーダーしてみよう。

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