なんかネットで「高い高い」と言われているばかりで自分では全然行っていないココイチ。
自分で確かめていることにした。
頼んでみたのは「ロースカツカレー+やさいトッピング」だ。
合計1178円である。カレールーはポークソース。
なお17時ごろに大阪の都心部の店舗に入ったが店内はガラガラで、誰一人として来ることは無かった。
2人は居たバイトさんの人件費や、都心部のビルの1階という好立地のテナント料を考えると、あの具合ではどう考えても赤字である。
そこそこな時間で到着。
ルーについて
カレールーについて特別な注文は付けなかったので、おそらく最もベーシックなポークソースだったのだろう。
さすがにルーにはカレー店のこだわりが多少感じられた。
100円~200円程度のレトルトに負けないスパイシーな味だったが、原価を考えるとルーは300円くらいが山場なのかもしれない。
個人的にこのカレールーは悪いと思わなかったが、特段と良いと言えるわけでも無い感じだった。アップグレードしたら激変するのか試してみるべきである。
ロースカツについて
揚げたてなのは嬉しかった。調理を始めた際のパリパリとした音と共に揚げ物の香りが漂ってきた。
しかしいざ食べて行くと、これまでで食ってきたロースカツの中で最も酷いレベルだった。
外側こそサクサクだが、中身はお肉というより加工肉の切れ端を練ったものという感じ。
ぱっと見は大きいが薄っぺらく、どうも満足感が無い。
肉を食っている感じがしない。
トンカツを頼めば8割食ったあたりで胃もたれで気持ち悪くなる私だが、今回はなんの問題も起きなかったあたりで察して欲しい。
サービスエリアの24時間営業フードコートにボロ負けのカツであった。同じ値段なら私は深夜のサービスエリアで食うだろう。
やさいトッピングについて
やさいトッピングも酷いものだ。
全体的に少々大きすぎる。製造コストを考えてカット数を減らしているのかもしれないが、大きすぎて食べづらい。
また火の通りも微妙に足りていない。これは店で調理する人の裁量によるところがあるのかもしれないが、せっかくのチェーン店なんだしマニュアルの加熱時間を見直して欲しいところ。
後で気づいたのだが、100~200円ほど足すだけで手仕込みトンカツにアップグレードできたらしい。絶対こっち頼むべきだったやん…
あまりにも残念な感じだったので近日中にもう一度だけ頼む。
今後はじっくりとメニューを選べるテイクアウト注文で、中途半端にケチらずにしっかりと実力を検証していくとしよう。
追記:手仕込とんかつを食べた
あまりにも可哀想だったので、手仕込みとんかつのほうも食べてみた。
こっちはチェーン店とは思えないほどの食べ応えで、一転してココイチのファンになりそうな味が楽しめる。
ココイチは高いけど、そのぶん客層やカレーそのものの楽しみが味わえる点でメリットがありそうだ。