20~30万円近いカネを出してiPhone15Proを買ったが、これは無理だろうと思う場面でも綺麗に撮れていることが多かった気がする。
実際に撮ってきた
充分に明かりがある場合
都心部のほうは深夜でも普通に明かりがある。
数年前からのiPhoneは、この程度の暗さなら良い具合に美しい写真を撮ってくれる。このレベルならiPhone15Pro固有の実力だとは言い難い。
こちらは電灯のほぼ真下での撮影。この程度ならわざわざ15Proを持ち出すほどではない。
これは港に停泊する船を撮ったもの。周囲は真っ暗だが船の周りは充分に明るく照らされているため、ライティングの美しさが味わえるものとなった。
これはルームランプや照明で充分に照らされたクルマの二列目。なんの問題もない。
そこそこ暗い場合
ぽつぽつと明かりはあるが、撮影中の画面で見るとあからさまに暗い「あ~これ失敗だろうな」となる場面。動画では以下のような残念な状態。
しかし、静止画として撮ると以下のような感動的な完成度となった。
これは運転中の車内。光で照らされていない部分は完全に真っ黒だ。
東京の裏路地。ここも結構薄暗かったと記憶しているが、明かりが足りているあたりはさすがの東京だ。
真っ暗な場合
これはとある公園脇でトイレ休憩のために一瞬だけ路駐した際に撮ったもの。真っ暗と言っていいような状況であったが、昼間のように明るい。大した光源も無かったのにこれには驚きだ。
こちらについては街灯などの光源が一切ない河川敷にて、自動車のヘッドライトと川の向こう側の住宅の僅かな明かりを撮ったもの。懐中電灯無しでは歩けないような闇夜だとは到底思えない明るさである。
これも深夜の真っ暗闇の谷の底のような場所から僅かな月明かりと街灯のみを適当に撮ったもの。完全に期待していなかったが街灯の下が非常に美しく照らされる。さすがに月夜はぼやけている。
明るさと暗さの対比が非常に激しい場合
真っ暗闇の中でLEDのハザードランプが光った瞬間にシャッターを切ってみた。
LEDだけが明るすぎて全体を光が覆い尽くしているし、右上のほうに反転した像のようなものが写ってしまった。丸いLEDの球がタテに数個連なったような形状のウインカーなので、これはオバケではない。
こちらは同じ場所でフロントから撮ったものだが、奥に明かりが一切ないぶん状況は悪化している。写真と呼べるようなものではない。
ハザードが消えたタイミングでもシャッターを押してみたが、これも奥の方が暗すぎてなにも映らない。
何年も前に撮った旧型iPhoneの写真たち
せっかくなので比較がしたいと思ったので、写真フォルダを漁って昔のiPhoneで夜間に撮ってきたものを出そう。
なにこれ…
これは明るい方のロケーションで撮ったのだが、相変わらず無力。
これは遠くのほうだけ明るいような場面。手前のクルマが全く見えない。どうしようもない。