ついに解禁された新車両であるボーラーST-D。
レジェンダリーモータースポーツにて約170万ドルで販売中だ。
見て分かる通りのフルサイズなバカデカSUVだが、運転してみると図体のデカさからは予想も付かなような俊敏さでヘタなスポーツ車より気持ちよく走れるのだ。
見かけに反して楽しい世界を持つボーラーST-Dを紹介していこう。
外観について
大柄なリアウイングを搭載可能なのが外観上の最大の特徴となりそうだ。
ド派手なイメージが付きまとうが、納車直後の見かけは意外にもシンプルだ。
私は赤と白のボディーペイントを選択。
ウイングこそ装着したが、造形が目立ち過ぎないように抑えたつもり。
カスタムについて
最大の特徴が大きな大きなウイングだろう。
白飛びしていて見づらいが、控えめなウイングも純正ルックなスポイラーも選択できる。
次にボディーペイントを確認しよう。
白と黒の標準的なストライプ。
車体右側にオフセットしたタイプもある。
イギリス国旗を彷彿とさせるオシャレなカラーリング。ベース車の所属国に基づいたボディーペイントは大歓迎だ。
ラグジュアリーなSUVだからか、趣味が悪いような高級ブランドっぽいデザインも選択できるようになっている。
青と白の迷彩と赤と白の迷彩。
この迷彩を適応させた状態でボディーカラーを変えても、変わるのは切り刻まれた白色ではなく、緑色の小さい範囲だけである。
レーシングカーのようなボディーペイントもある。ベースカラーは白色だが、派手な色を選べば映えるだろう。
内装色も選べる。
私は赤色を選択したが、かなりオシャレに変わるのでぜひ好みの色を選んで欲しい。
ホイールはオフロードタイヤを履かせようと思ったが、車体に対してホイールサイズや扁平率・タイヤ形状があまりにも似合わなかったので見送り。
私はダラーマークを選んでみた。
本格的なチタンマフラーを装着。エンジン音はマッスルカーのようにカッコいい。
もっこりと中央が膨らんだボンネット。元が大柄なので迫力が増す造形も似合う。
リップスポイラーはあまりイメージに干渉しないようだ。
走行フィールについて
先述した通り驚かされる高機動。
重たい&デカいはずなのに、蝶のようにヒラヒラと左右に舞うことが出来る。
ターンイン時から変なアンダーステア傾向は無く、気持ちよく自然にテールが流れだす。
サイドターンのようなクイックさが求められる旋回も、鈍重さを全く出さずにスイフトのようなサイズ・重量感で曲がる。
そして重量をもろともせず、不安定な姿勢にもならずに流れていく。
加速性能自体も悪くなく、ワインディングを流すのが楽しい一台だ。