ビッグモーターの生き残る道を考察してみた

答えがない考察シリーズ

ここ数ヶ月、ビッグモーターの話題が尽きない。

YouTuberが「倒産」しか言わないビッグモーターを救いたい

「クルマの見栄えを良くするために、店の前の街路樹に除草剤を撒いている」という噂が非常に濃厚なものとなっている。

さて、このままビッグモーターは潰れるのだろうか?

マジで「潰れる」という意見もあるが、私は逆のことを考えようと思う。

インターネットが使える世代なら、間違いなくビッグモーターは避ける。

別に他の自動車販売店がまともだとは言わないが、今まで通りにしていては基本的に売れないだろうから。

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人の噂も七十五日論

みんなは吉野家に行くだろうか?

フォルクスワーゲンは?日産車は?

そう、テレビで報道されるレベルの不祥事があっても、そのうちみんな忘れるのである

ネットに疎い世代にのみフォーカス

ここで参考にしたいのが、バリュミューダフォンの「ゴミを売るという戦略」である。

【BALMUDA Phone】敢えてゴミを発売する理由【バルミューダスマホ】

この動画は素晴らしいもので、端的に略すと、「ネットで少しでも調べればゴミであるバルミューダフォンであるが、ネットで調べることができないような高齢者はゴミであることがわからない。彼らのみを対象に販売する。」というものだ。

これを利用し、とりあえずインターネット広告からは資金を完全に撤退。

新聞への折込広告やラジオ、テレビCMに広告媒体を絞り、「事件のことをテレビ報道でしか分かってないような層」に徹底的に売り込みをかける。

クルマ以外のものを売る

一部のトヨタディーラーで、auの携帯電話を取り扱っているのをご存知だろうか。

トヨタ 親切、ていねい!トヨタのau | トヨタ自動車WEBサイト
トヨタのお店の中にあるauのスマホ・ケータイショップです。トヨタのスタッフがスマホ・ケータイのお悩みを親切・ていねいにサポートいたします!

クルマ屋さんだからって、クルマしか売っちゃいけないわけではないのだ。

携帯電話や自動車以外の各種保険などの代理店になることで、「インターネットに疎い老人向け」のサービスを徹底的に充実させる。

「自動車水準のサービス」で、電動アシスト自転車なんかを売るのも悪くないかもしれない。

店舗内のスペースや在庫車を活用し、幾らかカーシェアに出すのも悪くないだろう。

また、売り上げ低下で社員の人件費を削る必要に迫られたら、在庫車の中から軽バンを持ってきて、配送業に社員を駆り出しても良いかもしれない。

どうせブラック肉体労働なのだから、パワハラ上司にシバかれないぶん店舗勤務よりラクなんじゃないかな?(爆)

ネットで完結する系カーリース

まず、ビッグモーターを連想させる名前は消す。

適当なカーリースのサービス名を考えて、インターネットでコッソリ訴求する。

ビッグモーター公式サイトにはこのサービスが存在することを載せない。

公式サイトにある『株式会社ビーエムハナテン 決算公告・電子公告』のページにも載せない。

完全に身分を隠して、申し込み・審査から納車まで、ネットで完結するカーリースサービスを展開するのだ。これをネット広告で広め、納車とその後の整備は、ビッグモーターの実店舗と、他社の自動車ディーラーを選べるようにしておくといいだろう。

まとめ

ビッグモーターの在庫車はと~っても多いのだ。

店舗自体の面積も広いだろうし、倒産するとは考えづらい。

しかし、グループ内の在庫車が大量に売られることになれば中古相場の大幅な下落リスクとなる。

既にそこまで見越して、今の時期の自動車買取査定には影響が出ているかもしれない?

今後の動向は自分から無駄な労力を割いて調べなくても入ってくるだろうから、適当に待つとしよう。

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