撮影してきた動画の手ぶれが酷いことに、YMM4で編集を終えてから気付いた。素材のファイル名や拡張子を変更すると、完成済みの編集内容まで作り直すことになりかねない。
そこで今回は、無料版のDaVinci Resolve 21を使い、33本の動画を一括で手ぶれ補正する。さらに、補正後の動画を元と同じファイル名に戻し、YMM4の編集内容を維持したまま差し替える方法まで解説する。
作業の経緯と手順はAIに整理させたものである。操作中に分からなくなった場合は、以下の文章とDaVinci Resolveの画面をAIに見せ、次に何をすればよいか質問しながら進めてほしい。
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これから先の文章は、私が実際に作業を終えた後に、AIに書かせた手順書である。人間というより、AIに読み込ませること前提に記述させている。
読者のみなさまも、この文章をAIに読み込ませながらなにをして行けばいいか聞こう。
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メタディスクリプション:無料版DaVinci Resolve 21を使い、複数の動画をまとめて手ぶれ補正し、個別ファイルとして一括出力する方法を解説。ファイル名を維持して、ゆっくりムービーメーカー4の完成済みプロジェクトへ差し替える手順も紹介する。
推奨スラッグ:davinci-resolve-batch-stabilization-ymm4
撮影してきた動画の手ぶれが酷かったものの、すでに「ゆっくりムービーメーカー4(YMM4)」で編集を終えていた。
ここから素材のファイル名や拡張子を変えると、YMM4上で素材が見つからなくなり、編集をやり直す可能性がある。
そこで今回は、無料版のDaVinci Resolve 21を使い、複数の元動画をまとめて手ぶれ補正したうえで、元と同じファイル名に戻してYMM4へ差し替えた。
この記事の経緯と作業内容はAIに整理させている。操作中に分からない画面が出た場合は、以下の文章と画面のスクリーンショットをChatGPTなどのAIへ渡し、「現在はどの手順で、次にどこを押せばよいか」と質問すると進めやすい。
今回行う作業
- 無料版DaVinci Resolve 21をインストールする
- 補正する動画をすべて読み込む
- 複数クリップへ一括で手ぶれ補正を適用する
- 補正した動画を個別ファイルとして一括出力する
- Resolveが付けた連番を一括削除する
- 元ファイルと同じ名前にしてYMM4へ差し替える
最初に必ず元動画をバックアップする
補正後の動画を元ファイルと差し替えるため、作業を間違えると元動画を失う可能性がある。
作業前に、YMM4のプロジェクトファイルと撮影素材のフォルダを、別のドライブまたは別のフォルダへコピーしておく。
補正結果を確認するまでは、元動画を削除したり上書きしたりしない。
無料版と有料版のどちらを使うか
ダウンロード画面では、次の2種類が表示される。
- DaVinci Resolve 21:無料版
- DaVinci Resolve Studio 21:有料版
今回の一般的な手ぶれ補正と複数クリップの一括処理には、無料版の「DaVinci Resolve 21」で十分である。
インストールする項目
インストーラーでは、最低限以下を選択する。
- DaVinci Resolve
- Visual C++ Redistributable
「Fairlight Audio Accelerator Utility」は専用の音声処理ハードウェア用なので、一般的なパソコンでは不要である。
「DaVinci Control Panels」と「Blackmagic RAW Player」は、初期状態でチェックされていても問題ない。専用操作パネルやBlackmagic RAW素材を使わない場合は必須ではない。
フレームレートを確認する
YMM4の素材をそのまま差し替える場合、次の項目をなるべく元動画と揃える。
- ファイル名
- 保存場所
- 拡張子
- 解像度
- フレームレート
- 動画の長さ
特に、元動画が30fpsや60fpsなのに、Resolveのタイムラインを24fpsで作成すると、動きやタイミングへ影響する可能性がある。
素材を読み込んだ際に「プロジェクトのフレームレートをクリップに合わせますか」と表示された場合は、基本的に変更を選択する。
複数の動画をまとめて読み込む
- DaVinci Resolveを起動する
- 「新規プロジェクト」を押す
- 任意のプロジェクト名を付ける
- 画面下部から「Edit(編集)」ページを開く
- 左上のメディアプールへ、補正する動画をまとめてドラッグ&ドロップする
今回は33本の動画を一括で読み込んだ。
33本の動画をタイムラインへ並べる
- メディアプール内をクリックする
- キーボードの「Ctrl+A」ですべての素材を選択する
- 選択した動画の上で右クリックする
- 「選択したクリップを使用して新規タイムラインを作成」を選ぶ
- 設定画面が表示されたらタイムラインを作成する
これで、読み込んだ動画がタイムライン上へ順番に並ぶ。
複数クリップを一括選択する
タイムライン部分を一度クリックしてから「Ctrl+A」を押す。
タイムライン上の全クリップにオレンジまたは赤色の枠が表示され、右側のインスペクタ上部に「複数クリップ」と表示されれば、全選択できている。
インスペクタを表示する
画面右上にある、縦方向のスライダーが3本並んだアイコンを押す。工具アイコンの左隣にあるボタンである。
見つからない場合は、上部メニューから以下を選択する。
「ワークスペース」→「パネルを表示」→「インスペクタ」
右側に設定パネルが出たら、「ビデオ」タブを選択する。
スタビライゼーションを設定する
インスペクタ内を下へスクロールし、「スタビライゼーション」をクリックして展開する。
DaVinci Resolve 21では、モードに以下の選択肢が表示される。
- 遠近:強力だが、建物や車内の直線が歪む場合がある
- 遠近なし:補正力と自然さのバランスがよい
- 縦横のみ:歪みにくいが、回転方向の揺れなどが残りやすい
車内や建物など直線が多い映像では、まず「遠近なし」を試す。
初回の推奨設定は以下である。
- モード:遠近なし
- カメラロック:OFF
- ズーム:ON
- クロップ比率:0.500
- スムーズ:0.250
- 強度:0.300
初期値の「強度1.000」は補正が強すぎて、映像が大きく拡大されたり、画面がグニャグニャ変形したりする可能性がある。最初は0.300程度から確認した方が安全である。
全動画を一斉に解析する
タイムライン上の全クリップが選択された状態で、「スタビライズ」ボタンを1回押す。
DaVinci Resolveが各クリップを順番に解析する。33本あっても、1本ずつボタンを押す必要はない。処理中は操作せず、完了するまで待つ。
補正結果を確認する
書き出す前に、最低でも数本を再生して確認する。
- 画面が急に拡大されていないか
- 車内や建物の直線が波打っていないか
- カメラを意図的に動かした部分が不自然に止まっていないか
- 画面端に黒い部分が出ていないか
映像がグニャグニャする場合は「遠近なし」または「縦横のみ」を使い、強度を下げる。
反対に揺れが残りすぎる場合は、強度を0.400、0.500と少しずつ上げる。
補正した動画を個別ファイルとして一括出力する
画面下部のロケット型アイコンから「Deliver(書き出し)」ページを開く。
左側の設定で、次のように変更する。
- レンダー:「単一のクリップ」ではなく「個別のクリップ」
- 保存先:元動画とは別の空フォルダ
- フォーマット:元ファイルがMP4ならMP4
- コーデック:H.264
- エンコーダー:Auto
- ソース解像度でレンダー:ON
- オーディオを書き出す:ON
「単一のクリップ」を選ぶと、33本が1本の長い動画として出力される。元素材へ差し替える場合は、必ず「個別のクリップ」を選択する。
元ファイルがMOVの場合は、拡張子を維持するためQuickTimeを選ぶ。YMM4が参照している拡張子と同じものを使用する。
設定後、「レンダーキューに追加」を押し、右側の「すべてレンダー」を押す。
ファイル名に「_00000000」が付いた場合
個別クリップとして書き出すと、以下のように末尾へ数字が追加されることがある。
変更前:IMG_5358_00000000.mp4
元ファイル名:IMG_5358.mp4
33本を手作業で変更する必要はない。Windows PowerShellを使えば、一括で削除できる。
最初に変更後の名前を確認する
補正済み動画のフォルダを開き、エクスプローラー上部のアドレス欄へ「powershell」と入力してEnterを押す。
まず、次の確認用コマンドを実行する。
Get-ChildItem -File -Filter *.mp4 | Select-Object Name,@{Name="変更後";Expression={$_.Name -replace '_\d{8}(?=\.mp4$)',''}}画面上に、現在の名前と変更後の名前が表示される。この段階では実際のファイル名は変わらない。
問題がなければ一括変更する
Get-ChildItem -File -Filter *.mp4 | Rename-Item -NewName { $_.Name -replace '_\d{8}(?=\.mp4$)', '' }これにより、フォルダ内のMP4ファイルから末尾の「_+8桁の数字」が一括削除される。
一括リネームしてはいけないケース
出力されたファイルが以下のようになっている場合は、一括削除してはいけない。
- IMG_5358_00000000.mp4
- IMG_5358_00000120.mp4
- IMG_5358_00000480.mp4
このように数字部分を除いた名前がすべて同じ場合、1本の元動画を複数カットへ分割して出力している。数字を削除すると全ファイルが同じ「IMG_5358.mp4」になり、名前が衝突する。
今回の差し替え方法が使えるのは、基本的に「33本の入力動画に対して、33本の補正済み動画が出力され、それぞれが元動画と1対1で対応している場合」である。
YMM4の元動画と差し替える
補正済み動画の映像、音声、長さ、解像度、フレームレートを確認してから差し替える。
- YMM4を完全に終了する
- 元動画フォルダをバックアップする
- 補正済み動画のファイル名と拡張子を元動画と同じにする
- 補正済み動画を元動画と同じフォルダへコピーする
- 元動画との置き換えを実行する
- YMM4のプロジェクトを開く
- 素材、カット位置、字幕、音声のタイミングを確認する
ファイルの保存場所、ファイル名、拡張子が同じであれば、YMM4は補正済み動画を元の素材として読み込む。これにより、カットや字幕を最初から作り直さずに済む。
完成済み動画全体へ手ぶれ補正を掛けない方がよい理由
YMM4から完成動画を1本だけ出力し、その動画全体をDaVinci Resolveで補正する方法も考えられる。
しかし、完成動画には多数のカット切り替えが含まれる。手ぶれ補正がカットの変化までカメラの動きとして解析し、切り替わり部分で画面が急に拡大・移動する可能性がある。
そのため、可能であれば完成動画ではなく、YMM4が参照している元の撮影素材を補正し、同じ名前で差し替える方法が適している。
AIへ質問するときに渡す文章
作業途中で迷った場合は、現在のDaVinci Resolveのスクリーンショットとともに、以下をAIへ送る。
無料版DaVinci Resolve 21で、YMM4に使用している複数の元動画を一括で手ぶれ補正しています。動画はすでにYMM4で編集済みなので、補正後も元と同じファイル名、拡張子、解像度、フレームレート、長さを維持して差し替える必要があります。
全動画をタイムラインに並べ、全クリップを選択し、インスペクタの「スタビライゼーション」で「遠近なし」「ズームON」「スムーズ0.250」「強度0.300」を設定して一括解析します。
その後、Deliverページで「個別のクリップ」「ソース解像度でレンダー」「音声を書き出す」を有効にして一括出力します。Resolveがファイル名へ「_00000000」のような8桁の数字を付けた場合は、元ファイルと1対1で対応していることを確認してからPowerShellで削除します。
添付した画面はこの作業の途中です。現在どの段階にいるかを判断し、次に押す場所を一つずつ教えてください。元動画を失う可能性がある操作を案内する前には、必ずバックアップの確認をしてください。
まとめ
DaVinci Resolve 21の無料版でも、複数動画の手ぶれ補正を一括で解析し、個別ファイルとしてまとめて出力できる。
YMM4で編集が完成していても、元素材と同じ保存場所・ファイル名・拡張子を維持して差し替えれば、編集を最初から作り直さずに済む。
ただし、補正後の映像は必ず確認し、元動画をバックアップしてから置き換えることが重要である。