【RAV4(5代目アドベンチャー)】2Lはブン回るが鈍重ではない #218台目【試乗インプレッション】

新型RAV4の手配が出来たので、改めて先代モデルに乗ることにした。

選んだのは2リッターの純ガソリンの「アドベンチャー」グレード。

オフローダーでもあり都会派SUVでもあり、地形を問わず快適に優雅に走れるSUVである。

外観・デザイン

さすがアドベンチャーグレード、廉価グレードでよくある妥協が一切ない。

ゴテゴテした外観がワイルドでカッコイイ。

内装

オレンジの装飾、レザー調素材の質感、ふかふかしたシート、そしてゴツめの操作系。これらが組み合わさることで、普通のファミリーSUVではなく、このまま長距離旅行へ出かけたくなるような空気感がある。

内装は上品一辺倒ではない。むしろ、ちゃんとワイルドである。

スイッチ類や加飾も少しゴテゴテしているが、それがアドベンチャーというグレード名に合っている。オフロードカーらしい無骨さと、乗用車としての高級感がうまく両立している。

車内に入った瞬間にこれは売れるわ、と直感で理解できる内装だ。

試乗時間は70分程度だったが、7日間でも7週間でも借りて日本中を走り回りたいと思わせる魅力があった。

後期モデルだったため、装備面もかなり現代的である。運転席メーターはフル液晶で、ナビの動きも滑らかだ。古いインフォテインメントを無理に使っている感じは少ない。

ブレーキホールド付き電動パーキング、レーンキープなどの電子装備も現代水準である。

今となっては先代モデルだが、後期型であれば内装や装備面で大きな古さは感じにくい。アドベンチャーらしい世界観と、日常的に使える快適装備がうまくまとまった内装である。

取り回し

5代目RAV4アドベンチャーは、車体サイズだけ見ればまったく小さなクルマではない。

ただし、実際に運転してみると意外なほど扱いやすい。

理由は、箱型に近いボディを高い視点から見下ろすように運転できるからである。視点が高く、車体の形もつかみやすいため、見た目ほど大きさを持て余す感覚はない。

個人的には、乗りやすいクルマとしてはこのサイズが上限だと思う。これ以上大きくなると、日常の駐車場や狭い道で気を遣う場面が一気に増えるはずだ。

ハンドルは軽い。

大柄なSUVを動かしているというより、少し大きめの乗用車をスイスイ動かしているような感覚である。見た目以上に車体は小さく乗れる。

小回りも意外と効く。ギャンと向きを変えられる感覚があり、街中でもそこまで気を遣わない。

RAV4はハリアーとプラットフォームを共用しているが、この判断はかなり賢い。都会派クロスオーバー的な扱いやすさを持ちながら、RAV4は見た目とキャラクターをしっかりアウトドア寄りに振っている。

日本で使うなら、せっかくなので雪道くらいには持ち込んであげたいクルマである。

ただし、アスファルトの上で夏タイヤのまま一生を終えるとしても、それはそれで悪くない。RAV4は雰囲気だけのSUVではなく、普通の道を普通に走らせても気持ちいいクルマだ。

不満点としては、シフトノブが助手席側にあることだ。

パドルシフトがないこと自体はまだ良いとして、シフトノブの位置は少し気になった。

パワートレイン

今回乗ったのは、純ガソリンのアドベンチャーである。

日本仕様の純ガソリンは2.0L直4で、パワートレインはそこそこ滑らかだ。普通に流れに合わせて走るぶんには大きな不満はない。

エンジンはしっかり音を鳴らす。

ただし、けたたましいとか、安っぽいとか、粗暴という感じではない。音そのものは悪くない。むしろ気持ちよく回るエンジンである。

しかし、加速はどうしても遅い。

車内の雰囲気がかなり上質で、アドベンチャーらしい特別感もあるため、それに対してエンジンの余力が足りない印象は残る。

音は良い。だが、加速性能はしょぼちんである。

スポーツカーのようにエンジンをブン回しながら走る感覚は、それはそれで気持ちが良い。しかし、このサイズと雰囲気のSUVなら、もう少し余裕が欲しくなる。

「これで北米で売るのは無理があるだろう」「せめて2.5L級は必要だろう」と思って調べたところ、やはり北米やオーストラリアなどの海外仕様には2.5Lの純ガソリンが用意されていた。

日本仕様では、燃費性能や税制、ユーザー層を考えて2.0Lにしたのだろう。トヨタらしい判断である。

一方で、マツダCX-5には2.5Lガソリンやターボも用意されていた。ここはメーカーの考え方や客層の違いが出ている部分だ。

燃費は純ガソリンなら平均リッター10kmを少し超えるくらいの印象である。ハリアーよりは燃費が悪いと感じた。

エコモードは加速がかなりかったるい。積極的に使う人は少ないだろう。

乗り心地

乗り心地は無難に良い。

ただし、気になるところを探し始めると、ちゃんと気になる部分も出てくる。

ダンパーはある程度しっかり動いているが、車体には衝撃が入ってくる。路面の継ぎ目ではドンとした入力があり、完全に高級車的な乗り心地というわけではない。

車高は高いが、足回りはほどよく固められている。

そのため、フワフワしたSUVではない。しっかり感がある代わりに、路面からの入力もそれなりに伝わってくる。

乗り心地が悪いとは思わない。むしろ普通に良い部類である。

ただ、ハリアーのような都会派高級SUV的な滑らかさを期待すると、RAV4アドベンチャーは少し硬めに感じるかもしれない。

路面の継ぎ目では、ある程度ドンと入ってくる。快適性だけを突き詰めた高級SUVではないが、ワイルドな外観と内装を持つSUVとしては、むしろこれくらいのしっかり感が自然である。

長距離も十分にこなせる乗り心地ではある。ただし、上質な内装の雰囲気に対して、足回りは少しタフ寄りである。

ハンドリング

ハンドリングはかなりスムーズである。

あの大きな車体と背の高さを考えると、驚かされるレベルでよく曲がる。

重さに負ける感じや、露骨なアンダーステア、旋回を拒否するような動きは少ない。かなり気持ちよく走っていってくれる。

旋回中にハンドルを切り足しても、前が重さで逃げるような感じがない。

前が軽く、ニュートラルな感触でスッと向きを変えていく。

物理的には高重心のSUVである。しかし、グラつくような動きはほとんど出てこない。

道に沿ってオンザレールで曲がっていく感触が気持ち良い。見た目ほど重く感じず、車体のバランスも良い。

ただし、ペースを上げると早い段階でタイヤがキャーと悲鳴を上げる。

絶対的な限界が高いスポーツSUVというより、重量バランスやシャシー性能の良さで重さをうまく克服しているタイプである。

ここまで追い込んでもネガがほとんど出てこないのは、さすがトヨタのSUVだと感じる。

レーンキープについては、最新世代のようにビシッと車線中央に居座るタイプではない。

どちらかといえば、はみ出しそうになったら補正する印象である。

ただ、昔の「はみ出るまで何もしない」ような振り子系の制御ではない。早い段階から軌道修正を入れてくれるため、高速道路の長距離移動では十分にラクができる。

最新世代には及ばないが、これだけあれば充分すぎる。

マルバツ評価

〇:2Lでも遅くない。むしろ軽快感あり。価格の割に質感も高い。

×:高級感ある風格には2Lという排気量は見合わない。純ガソリンNAならせめて北米仕様の2.5が欲しい。

自分の試乗レポート

時短のため記事本文はAIに書かせている。

運転中に音声で書き留めたメモ↓

車体サイズは全く小さくは無いが、綺麗な箱型を高い視点から見下ろす形になるため意外と乗りやすい。

乗りやすい車としてはこのサイズが上限だと思う。

車内には素晴らしいアドベンチャーの世界が作られる。

オレンジの装飾だとかレザーの質感だとか、ふかふかしたシートだとか、アドベンチャーの名前にふさわしい、このまま長距離旅行に行きたくなるような車内。

パパっと試し乗りする程度だったので70分程度しか借りなかったが、7日間でも7週間でも借りて日本中出かけたいと思った。

ハンドルは軽いためスイスイ動かせる。

内装の操作系もゴテゴテしていてワイルド感がしっかりある。

ちゃんとオフロードカーのワイルドさと高級感が現れている。

これは売れるわと直感で理解。

600万円くらいするかもなと思っていたが、後で諸元表を確認すると370万円だった。


PHVでも460~560万円。

ハリアーとのプラットフォーム共用は賢い判断で、都会派高級クロスオーバー的な乗り味も持つ。

日本で運用するなら雪道くらいには持ち込んであげたいが、アスファルトの上で夏タイヤで一生を終えるのも悪くない性能。

燃費が悪い程度。
(純ガソリンなら平均リッター10kmを越えるくらい。ハリアーより燃費は悪い。)

後期モデルだったようだ。

運転席メーターはフル液晶。現代水準。

カーナビのほうもフレームレートが高くてヌルサク。

ブレーキホールド付き電動パーキングにレーンキープなど、電子装備が現代水準。

今となっては型落ちだが、先代後期は普通にイケる。

パワートレインはそこそこ滑らか。

流れに合わせて走る程度でもエンジンはしっかり音を鳴らすが、けたたましいとか安っぽいとか粗暴とかうるさいというわけではない。

ただちょっと、高級車な雰囲気漂う車内の雰囲気に対して、エンジンの余力が無いなぁと言う印象はどうしてもある。

加速はちょっと遅いが、気持ちの良い音を立ててくれる。

ハンドリングもかなりスムーズ。

あの巨体と背の高さを思えば驚かされるハンドリング特性。

重さに負けるとか、露骨なアンダーステアとか旋回の拒否とか、そういうものがない。

かなり気持ちよく走っていってくれる。

ちなみにレーンキープは能動的に制御してビシッと中央に居座ると言うよりは、はみ出そうになったら補正するって言う印象はどうしてもある。

しかし「振り子」と言われていた「はみ出るまで何もしない」昔の世代ではなく、早い段階から軌道修正を入れてくれるので長距離の高速道路もラクができる。

最新世代には及ばぬがこれだけあれば充分すぎる。

加速はどうしても遅い。

エンジンが気持ちよく回ってくれるとはいえ、そもそもの加速性能がしょぼちん。

音だけ良くてもなぁ…という思いは正直ある。

スポーツカーとしてエンジンをブン回しながら走っていく。

これはこれで気持ちが良いが、もうちょっと余裕が欲しい。

「これで北米で売るのは無理があるだろ。」「せめて2.5リッター級はないとアカンやろ」

と思って後で調べたところ、やはりオーストラリアや北米などの海外仕様には2.5Lが用意されていた。

さすがに日本には入れなかったらしい。

燃費性能を求められるトヨタだから日本はこの排気量なんだろうなぁ…

マツダのCX-5は2.5のガソリンもターボも用意していたわけで、考え方や客層の違いが出ているのかもしれない。

乗り心地は無難に良いと言えるが、気になるところがあると思って気にしだすと気になるところがしっかり出て来る。

ある程度ダンパーは動くかもしれないが、車体にはどうしても衝撃が入ってきてしまう。

旋回中にぎゅってハンドルを切り足しても、重さで前がアンダーになったりしない。

気持ちよく前が軽いニュートラルな感じでスッと向きを変えていってくれる。

物理的には高重心ではあるんだけど、グラ付くような動きはほとんど出てこない。

ただしペースを上げると早い段階でタイヤがキャーって悲鳴を上げちゃう。

重量バランスだとかシャシー性能の良さで重さを克服してるって感じで、こんだけ追い込んでもネガがほとんど出てこないのはさすがトヨタのSUVだなって感じがある。

道に沿ってオンザレールで曲がっていく感触が気持ち良い。

車が見かけほど重くなく、前後の重量バランスも充分に良いらしい。

ギャンと小回りも効かせられる。

見かけ以上に車体は小さく乗れる。

 

パドルシフトが無いのはまぁ良いとして、シフトノブが助手席側にあるのは不満。

またエコモードの加速がかったるいので使う人は少ないだろう。

車高は高いんだけど、足回りはほどよく固められてるから、路面の継ぎ目である程度はドンと入ってきちゃう。

乗り心地が悪いとは思わないが、そこそこは揺れる。

上部へスクロール