焼肉ライクに行ったら申し訳なくなった話

グルメ

一人焼肉に特化した、いわば「一蘭のひとり焼肉版」のようなお店である焼肉ライクにいってきた。

到着。「名古屋駅前のビルの一階」という一等地だが、このテナントは美容院レベルの狭さだ。

普通に考えたら飲食店はバーがやっとというレベルの面積に焼肉屋を放り込んでしまうのは、コンパクトサイズで展開できる焼肉ライクならではのものだろう。

注文を終えて撮影していたらもう完成していた。

提供が異常なほど早い。自分で受け取りに行く方式。

これが1190円のセットだ。お米はおかわりし放題。

さっそく焼いていく。

正直言えば肉は全体的に薄っぺらい。

もともと小さいお肉が、加熱されて縮むことでさらに小さくなってしまう。体感的には100円玉サイズである。

その場で焼いて食う肉ということで、カリカリ感や温度、ちょっと焦げた風味などを楽しめる。

そこらへんの肉料理とは一線を画するものだ。

焼肉として考えるとちょっとボリューム不足感は否めないし、そういうコメントは散見される。

でも1190円の焼肉でこれだけ食べられれば全く不満ないぞ!

むしろ最高の体験だ。

店舗によっては食べ放題もやっているらしい。いつか行ってみたいな…

なおキムチが美味しかった。

タレも6種類くらいあり、ガーリックバターなふりかけも使い放題なのでコスパよく焼肉欲も食欲も満たせる。

玉ねぎはしっかり加熱すると甘さとカリカリ感を楽しめた。焼肉のタレを掛けるのがオススメ。

スープは多少のワカメとゴマこそ入っているが、無いよりマシ程度かな。

なお1190円で退店してしまったが、決済中に店員さんがむっちゃ大変そうにグリルをゴシゴシと掃除していた。

タイトルの申し訳なくなったというのは、これだけの重労働を店員さんに強いてしまうという事実だ。

1人平均1000円台中盤の客単価で、回転数優先の店舗であの重労働。

不定期に来店する客をさばいて初見の人には丁寧な解説を行いながらあの掃除。

仕事内容自体はシンプルかもしれないが、ここで働いているホールのスタッフさんは尊敬する。

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