「ランボルギーニのウラカンと同等のV10エンジンをフロントに搭載したFRスポーツカーがある」と言われると気になるだろう?
それが2月1日からのクイックアプデでシミオンショップにて150万ドルで登場したイモーゴンである。
ウラカンベースであるテンペスタと同等のエンジン音を持つグランドツアラーのような重量級の大型FRクーペ。独特な世界を味わって行こう。
外観について
パッと見た限りではベース車の想像が付かない顔つきをしている。
ボディーサイドからリアにかけてのラインはR35っぽいが、リアエンドがまるっきり異なる。
バスッと縁取りしてブラックアウトしたような独特なテール。
調べてみたところ、グンペルト社の「ナタリー」というスーパーカーがベースとなっているらしい。
何にも似つかなかったわけだ。
ここから先は海外ニキのカスタムも見て行こう。
カスタムについて
このクルマはボディーペイントの選択肢が非常に多いという魅力を持っている。
スプランクのような定番のカラフル柄は標準装備。
レッドブルっぽい牛の赤白ボディーペイントが大迫力。
「貴様」と書いてあるペイントもあり、これがまた非常に面白いのだ。
どこか週末世界っぽさがある黒いドロドロとした柄。
私が採用したサメ柄。この塗装には艶消しのマットカラーが似合う。
さてその他のカスタム項目についても見て行こう。
まずリアスポイラーについてだが、どれも大型のGTウイングのようなものばかり。程よいサイズのスポイラーは無かったため私は純正から変更しなかった。
左後ろの部分のガラスにもペイントを施せるのは珍しいのではなかろうか。
例によってゴッテゴッテなエアロを装着できるので、そっち系のカスタムも可能。
走行フィールについて
基本的にアンダーステア傾向が激しく曲がりづらい。
サイドブレーキをチョン踏みして車体を曲げてもすぐに戻ってしまう。
重さゆえに非常に安定性が高いと捉えることは出来るし、実際そんな感じの運転フィールである。
しかし、ターンイン時に良い感じにリアが流れても旋回途中でフロントがアウトに振られるというか…
ノッて行くのは少々難しい。
まとめ
買ってみると中々に面白いが、ベース車のマイナーさや微妙な操縦フィール、150万ドルという価格が大きなネックとなっている。