ギャラクシークルーザー(Super Yacht)3種類の違いと「どれを買えばいいか」について
グラセフオンラインには、「オリオン(600万ドル)」「パイシーズ(700万ドル)」「アクエリアス(800万ドル)」の3種類のギャラクシークルーザーが実装されている。
以前、私が所有している「アクエリアス」のレビューを行った際に「これって本当に高ければ高いほど良いのか..?」と思ったため、ブラックフライデー割引も近いし比較してみることにした。
外観
船の名前が書いてある艦尾は、アクエリアスのみ日傘のようなものが追加される。
ピーシーズとアクエリアスはジャグジーが付いてくる。オリオンはただのヘリパッドのみ。
なお最高額のアクエリアスにはサンシェードだか日除けだか屋根が付く。
艦尾の階段から見渡して比較してみると、ヘリコプターも日除けも付属しないオリオンのほうが視界が開けているように見える。
ヘリパッドの全部は、逆にアクエリアスのみがシェード無しとなっている。
これにより開けた視界が手に入ることとなる。
サイドはあまり変わらなさそうだ。
前後の行き来に不便を感じていたが、下位モデルにすれば改善するというわけではないようである…
フロントデッキ。ここには大きな違いがあり、アクエリアスのみ通行が制限される格好となっている。
私のような「視界の良いところにもたれかかって海を眺めたい」というユーザーには、ここがピーシーズを選ぶ唯一のポイントであると言えるかもしれない。
個人的にどうしても気になったので、有志の方の動画を見つけてきた。
ピーシーズにおいての景色を何枚か張り付けておく。
素晴らしい。実はギャラクシークルーザーって、あまり「ココ」という場所がないのだ。
高いところから艦首を広く見渡す。
シェード配置の差が見て取れる。
アクエリアスのみ艦首のくつろぎシートにもシェードが追加されるが、ここは視点が柵より低い都合で腰かけてもあまり視界がよろしくない。
艦首デッキの装飾と設備。最廉価のオリオンは寂しい感じとなっている。
防衛システムの見かけにも違いがある。上位モデルのほうがレーダーや発射筒の設備が豪華になる。迎撃機能に差が出るのかは不明。
艦尾側に回ると、アクエリアスのみスポイラーのような装飾的構造物が追加される。
屋根から見下ろした際の視界。
そして艦尾の風景。
付属するヘリコプター
最安値のオリオンにはヘリコプターは付属しない。
ピーシーズにはスイフト・デラックスが、アクエリアスにはスーパーヴォリト・カーボンがついてくるぞ。
スイフトデラックスのほうが明らかに高いのだが、これどういうことなのだろうか…
付属するボートたち
クルーザーの後部に船が係留されているのはご存じの通りだが、このラインナップは高くなればなるほど豪華になる。
まず船舶は、オリオンにトロピック、ピーシーズにスピーダー、アクエリアスにはトロが付いてくる。
トロのほうがスタイリングが華やかに見える。どうせ乗らないだろうけど、飾り物としては豪勢なほうが良いだろう?
さてボートの他にもシーシャークとディンギーが係留される。
再安値のオリオンはシーシャーク1台のみでディンギーは無し。ピーシーズとアクエリアスには、ディンギーに加えてシーシャークが配備される。ピーシーズにはシーシャークが2両。アクエリアスは4両だ。
どれを買えばいいか
基本的に最高値のアクエリアスを買おう。
フロント上部の回廊が欲しい場合はピーシーズ。100万ドルでも安く手に入れてみたい場合のみオリオン。といったところだろう。
ブラックフライデーや各週の割引や、お金が貯まったタイミングでステップアップしても良い。
私は回廊目当てで、ピーシーズにランクダウンしちゃおうかな…
クルーザーのカラーリング・カスタム
実際に買った人ならご存じだろうが、クルーザーは様々なカラーの中から選ぶことが可能だ。
私自身が気になるため、一気に紹介していこう。
なお比較動画に登場するクルーザーは「アクエリアス」である。
まずはもっともスタンダードな白とブルーな「パシフィック」。
全体的に白の面積が多いので地味に見えるが、最もスタンダードで外さない選択肢かもしれない。
次は「Nautical」だ。
船体やヘリパッド、サンシェードなどの色も変わるため、やはりプレビュー画像だけでは全容を把握しきれないものだ。
次は「マリナー」である。
このカラー最大の特徴は緑色のラインが入ることだろう。
シェードやヘリパッドなどの面積が大きなパーツが緑色に塗られるため、大きなアクセントになっている。
次のカラーは「Merchant」である。
紅白のカラーリングであるが、シェードが白色なので赤色にくどさがない。
また、赤色自体も黒っぽい色合いなので大人しさが出ている。
次は「Pristine」だ。
これは夜間の映像しか見つけられなかったが、全体的に白とシャンパンゴールドを感じさせる色合いであった。
次のカラーは「Azure」。
この色はなかなかに特徴的で、青がちょっとだけ混じっているような薄い緑色がアクセントカラーとして入る。
なかなかに珍しくきれいな色合いだ。
後ろ姿も上品で、洋上に浮かぶクルーザーとしての美しさにあふれている。
こっちのカラーは「Uniform」だ。
これも夜間の映像しなかったが、白黒ベースなカラーリングになっているらしい。
次のカラーは「Ruby」だ。
視界の約半分を赤色が占める特徴的なカラーリング。
こちらもダーク系の色合いなので、イメージほど悪目立ちはしていない。
後部から眺めた際の落ち着きのあるダークレッドがまた良い味を醸し出している。
次は「Mediterranean」である。
全体的にオレンジ色に染まるが、鮮やかさは抑えられている。
次は「vintage」.
写真ではベージュっぽかったが、実物は石のようなグレーだ。
次は「continental」.
写真では黄色っぽく見えたが、実物は太陽光を何年も浴び続けて劣化したプラスチックのような色だ。
乗り物はソリッドグレーと木目調に塗られる。
次のカラーは「battleship」。むちゃくちゃカッコいい名前だ。
パット見で明らかに次元が違う佇まい。見るからに雰囲気が違う。
床の木材もダーク寄りのカラーに改められ、本当に戦闘要塞に改造されているように見える。むちゃくちゃカッコいい・・・
次は「Command」である。
パっと見ではバトルシップとあまり変わらないように見えるが、サンシェードの色が大きく異なっている。
これとわずかに白さが増した船体上部のカラーが印象を変化させている。
次は「Classico」である。
これまで下側に白以外の色が来ていたため、珍しい色の配置だ。
軍用車的なマットグリーンに塗られている。
もう少しで終わりだ。「Intrepid」.
鮮やかな赤と木目のカラーのマッチングが非常にきれいで、中世の人形遊び用のおもちゃの家のような美しさを持つ。
黒が強めのダークブルーとレッドの2色が効果的に合わさり、独特なバランス感覚で佇んでいる。
やっと最後だ。長かった。「Voyager」である。
ダークな緑と青を合わせた背景に輝く金色のライン。
いちばん高いカスタムである事実と合わさって最も目を惹く。