今回紹介するルートは、私が免許を取って間もない頃、何回も何回も通った道である。
ごろごろとした岩が並ぶ大自然の川沿いを流すワインディング。
名古屋から手頃にいけるプチ旅行。
そんな国道41号→郡上八幡ルートを解説していく。
スタート地点は美濃加茂インターだ。
東海環状自動車道で来てもいいし、国道41号線は名神高速の小牧インターから伸びてきている。
中央道の小牧東インターで降りて、尾張パークウェイを流してくるのも良い。
私は高速道路で来たので、国道418号線にここで合流する。
しばらくは森の中に掛けられたバイパスである。流れが遅く感じやすく飽きやすい区間だが、森と田んぼの合間を流していくのも悪くはない。
高架から降りると、しばらくはスーパーやらコンビニが立ち並ぶ。
この歩道橋の信号機を越えたあたりから、いよいよ大自然の道になってくる。
ぜったい安全に抜けない白点線の長い登り。
「道の駅 ロック・ガーデンしちそう」に寄ったが、ここはなぜか駐車場から最も遠い位置にトイレがある不便な道の駅だ。チリのように南北に長いため、ウォーキングついでに寄っているレベル。
しかし、こういう景色が見られる場所でもある。
赤い橋を渡って飛騨川を横断する。
しばらく進むとトンネルが増えてくる。
ガードレールとカメラの取り付け位置のせいで見えづらいが、左手にはワイルドな岩がたくさん並んでいる。
見てほしいのはコンクリート造りの橋の左奥だ。
運転中に、この景色が左側に現れるのだ。
ここで川を渡る。
高山本線の白川口駅。
鉄道と並走しながら走る白点線区間。ここは対向車次第ではあるが、見通しが良くイレギュラーが無いため遅い車を抜きやすいだろう。
昔ながらの鉄橋と交差。
名倉ダム。
七宗ダム。
このデイリーヤマザキのあたりから、一気に市街地のようになる。
このエリアは金山町と言うようだ。
次のデイリーヤマザキで左折して、県道86号線・金山明宝線へと入っていく。
一気に交通量が減ってダラダラとした流れから開放されるため、ドライビングロードとしてはここからが本番だ。
ここに道の駅がある。
軽快に流していき、森の中へと飛び込む。
しばらく走ったら、国道256号線に合流。一時停止ではないが、流れの速い道路同士の交差点なので慎重に入るべし。
西へと進んでいく。
旋回時間の長い左コーナーもあり、飽きることがない。
和良町と言うらしいが、古風な町並みの中をゆったり流す。
このあたりで右折すると、道の駅の和良に入れる。
またしばらくは、通勤時間中にスイスポがイキりまくってた道を走る。
あまりにも害悪な運転と見た目だったので、私はそれを見てスイスポを買わないと決めた。
1kmほどつかの間の緑の平野を味わったら、また森へと飛び込んでいく。
一気に道路幅が狭くなり、ウネウネとした険しい道になる。
すれ違いには必要充分な道路幅があるため、横幅1.78メートル以下の車種にとってはこれがまたエキサイティングなのだ。
前後に長い車種は普通にはみ出してくるので、センターラインなんてアテにならない。
右に行けば郡上八幡だが、私はここを左折する。
また険しい下り。攻め込んでいるとタイヤが鳴ることがあるダウンヒルだ。
祝日を選んでしまったため、もちろん詰まる。
国道156号線へと戻ってきたところで、今回の記事は終わる。
私は合流後はすぐに右折して、このまま国道256号線を下っていく