バナナ味の缶コーヒーを飲んでみたら見えた世界

グルメ

自販機にバナナ風味のBOSSの缶コーヒーが140円で売っていたためノリで買ってみた。

口に含んだ瞬間はチョコバナナっぽいが、一歩遅れてコーヒーの苦味が来る。

コーヒー牛乳にバナナ風味を足したようなもの。

舌先から「甘い」と「苦い」の両方の入力が交互に脳に入って来る。

バナナとコーヒーが合うわけはないが、飲めないほど酷いわけでも無い。

「バナナ」というインパクトで買って最初だけ好奇心で飲んで、あとは普通の甘いコーヒーとしてダラダラ消化していける。

リピート買いするようなものではないが、好奇心を満たすための他者の挑戦を止めるほどでもないし背中を押すほどでもない。

普通のコーヒーと全く同じコストで、「寿命が短くて続かないビジネスをあえて展開すること」について考えるキッカケになったので個人的には有意義だった。

自販機に並べておくだけで一定の好奇心買いは見込めるし、おそらく製造も既存の製品にバナナパウダーを足してオリジナルパッケージに詰めるだけだろう。

商品開発部に強引に課す発明ノルマと、ブレインストーミングで無関係なワード2つを強引に結びつけるアイデア出しの手法は考え直した方が良いと思うんだよなぁ…

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