オプレッサーMk2が登場したことにより完全に時代遅れとなってしまった初代オプレッサー。
高い機動力こそ持ち合わせているものの、操縦が難しく事故りやすいという弱点を持つ。
値段は280万ドル(割引ありで220万ドル)と控えめであるが、Mk2のほうと違って趣味で乗る以外の利用価値がないので普通に高すぎる。
それらの理由で買おうか悩まされる初代オプレッサー。
実態は非常に楽しいアトラクションバイクである。魅力もダメな点もしっかり伝えよう。
外観について
ちょっと試運転していたらいきなり墜落してあの世へ旅立ってしまった。
めげずにアヴェンジャーへ。
ロスサントスカスタムでは改造できないため、機動作戦センターかアベンジャーの乗り物ワークショップを用意してやる必要がある。
カスタム項目はそこそこ多く、ボディーペイントや外装パーツ、タイヤホイールなどで大きく見た目を変えられる。
ボディーペイントは大半が迷彩である。
というわけで事故らずに明るいところに持ってきたので眺めよう。
格納された翼とロケットエンジンが特徴的だが、それを踏まえても「ちょっと魔改造したバイクです」程度の見かけに収まっている。
ロケットエンジンに跨るようなmk2とは大きく異なっている。
またがっている間のみ翼を開くことができる。
走行フィールについて
一番の特徴は空を飛べること。
非常にややこしいことに、Mk2ではブーストになっているボタンで翼の展開・格納を行う。
ロケットブーストはクラクションのボタンだ。左のジョイスティック押し込み。
この操作のややこしさのせいで、慣れるまでは事故りまくることだろう。
一つのポイントとして、速度さえ乗っていればブーストを噴射していなくても飛び立つことは可能。翼さえ開ければ大空へと羽ばたける。
しかし空中での旋回性能は劣悪で、滑空の仕方も気を付けないとすぐに失速して墜落する。
この2つが合わさって、着地にミスって大事故が起きやすい。
最も事故が起きやすいのは、降下→着陸時だ。
ロケットブーストに頼らず、まずはただの滑空をしながら操作感を養おう。
武装・戦闘での使い勝手について
基本的にこの要素はオプレッサーMk2の完全下位互換である。
ミサイルは同じ20発上限であるし、こちらは圧倒的に取り回しで劣る。
誘導性能も高いわけではない。
しかし、機動作戦センターの個人車両保管庫に2台目のオプレッサーMk2を入れておけばこの問題は解決可能であるため、このためだけに初代オプレッサーを買うくらいなら貯金したほうがいい。
「上空を気持ちよく滑空しつつミサイルの雨を降らせる」という爽快感あふれるプレイができるが、事故りやすさ・リスク・手間に見合っているかは微妙。
ミサイルしか攻撃手段を持たないので、場所が悪いと体当たりを試みるか降りて攻撃するしかなくなる。
そして障害物に衝突して吹っ飛ばされ…
すっころがって操作不能になっている間に銃撃でやられるのがオチだ。
リスポーン後は、そこそこ歩いて拾いに行かなければならない。
ブーストのリチャージと失速防止のために定期的に降りる必要があるが…
着地の角度をミスってまた昇天。
今度は奥まったところにいる敵をミサイルで狙おうとして…
目の前の障害物にミサイルが当たって誘爆。
自滅して車両ごと破壊された。
最後の敵は奥まったところにいるため、ヘリコプターでもないと狙えそうもない。
被弾しながら強引に乗り込んで終わり。
「普通に降りて戦ったほうがいいじゃん」となる。
さらに、ジョブワープという瞬間移動ワザもあるのだ。
まとめ
滑空しながら飛び回るのは最高に楽しい!
しかしすぐに大事故になる。
幸いにもMCプレジデントからの再呼び出しにはクールタイムが無いみたいなので、こういう遊びがしたくなったら買ってみても良いだろう。